2019年3月中旬〜4月中旬に、リム・カーワイ作品「COME and GO」という作品を撮影します。撮影ロケ地は大阪キタ周辺!そこで出演者を募集致します。
是非ご応募ください。
物語概要
春、桜が咲く前、大阪の中崎町にある古い木造のアパートで、白骨化した老婦人の遺体が発見された。
警察は実況見分で、アパートの周りの捜査や、関係者へ事情聴取を行う。孤独死か、財産絡みの謀殺かいろいろと噂が飛び交うも、事件の真相が徐々に明らかになっていく中、外国人と日本人の物語が大阪の中心、梅田周辺(キタ)で繰り広げられる。映画にメインに登場する外国人、日本人のキャラクターは20人以上。映画のスタイルはロサンゼルスに住む22人の登場人物の人間模様を描くロバート・アルトマン監督のマルチ視点の群像劇「ショート・カッツ」を彷彿させる。
物語背景
2025年大阪万博が決まり、インバウンドが盛んになっている今、大阪に住んでいる外国人や観光に来る外国人は増える一方。しかし日本人と外国人の相互理解は進まず、関心事は必ずしも一致するとは言えない現状だ。この映画は平成最後の年、大阪を舞台に、ここで暮らしている、海外からやってきた外国人と日本人との交流とズレ、日常と葛藤を描く多国籍ヒューマンドラマ。彼らが大阪のキタ周辺の街中で、交差やすれ違いを繰り返す中、いま現在日本と世界で起きていること、日本と世界の関係、日本と世界の問題が垣間見えるようになる。これはリム・カーワイ監督が「新世界の夜明け」、「恋するミナミ」に続き、日本と世界の関係を描く大阪三部作の最後一作と位置付けられる。
監督プロフィール
リム・カーワイ
マレーシアで生まれ、大阪大学卒業後は通信業界で働いていたが、北京電影学院卒業後、2010年北京で「アフター・オール・ディーズ・イヤーズ」を自主制作し、長編デビュー。その後、香港で「マジック&ロス」、日本で「新世界の夜明け」、「恋するミナミ」を監督。2016年に中国全土で一般公開された商業映画「愛在深秋」を監督。過去作品は東京、大阪、台湾、ニューヨークのアート系劇場で特集を組まれたり、日本でも全国一般劇場公開されたりする。最新作はバルカン半島で自主制作した「どこでもない、ここしかない」。
書類審査
興味を持つ方はプロフィールと写真、参加する動機、特技などを以下のメールアドレスへ。
comego2019@gmail.com
締め切りは1月25日(金)
書類審査を通った方々のみにメールで連絡する。一回目のオーディションは2月1日と2日、大阪で行う予定。
ぜひ奮って応募してください。
オーディション
以下の役を募集。アマ、プロを問わず、事務所所属、フリー関係なく、日本全国、海外からも大歓迎。
ぜひ奮って応募下さい。
日本人役:
1)飯田伸二。70代
退職してから一人で暮らしている。孤独を紛らわすため「おっさんレンタル」に登録して、若い女性
に人気を得ている。
2)富岡克彦。男、50代
白骨事件を調査する刑事。
3)白石裕也。男、50代
日本語学校を経営している。学校は実は不法就労の求人、副業を仲介するビジネスを行っている。
4)澤田竜司。男、40代
中国人と組んでAV 女優を中国の金持ちなどにエスコートをする業務を始めたAV事務所社長。
5)大塚健治。男、20代前半
色々な派遣の仕事を転々としているフリーター
6)ケンタ。男、30代
デモ活動のリーダー。
7)佳子。女、40代
退屈な生活に耐えられなくて、難民に日本語を教えるボランティア活動している。
8)マユミ。女、20代前半
地方から大都会の大阪に来る。出会いカフェと漫画喫茶での生活を繰り返している「最貧困女子」。
9)ナオミ。女、20代前半
キャバクラ嬢、マユミが大阪で知り合った友達。
外国人役:
1)リー。男、30代。在日韓国人。
釜山で風俗嬢をスカウトして大阪に連れてきて日本の様々な風俗に手配するブローカー。
2)張良。男、40代、香港人。
白タクの運転手、資格なしの観光ガイド。
3)老黄。男、50代。中国人。
初めて日本に観光しに来る中国人。
4)小康。男、30代、台湾人。
AVオタク。日本にアダルト関係のものを買い漁り、台湾で売る。
5)アナンダ。男、35歳。タイ人。
バンコクの大手旅行代理店で勤めている。新しいツアーを企画するために、大阪に出張しにくる。
6)モウサン。男、ネパール人。
難民申請中、イケイケのネパール難民で、カフェで働いている。
7)アリ。男、アフリカ人。
難民申請中、アリと同じカフェで働いている難民。
8)ナム。男、ベトナム人。
工場での重労働と安い賃金に耐えられず、逃亡を図るベトナム人の技能実習生
9)リタ。女、20代、ミャンマーの留学生。
大阪のファッション専門学校に通いながら、コンビニでアルバイトをしている。
注:以上国籍以外の方も大歓迎。採用された方の国籍に合わせてシナリオを書き直すことは可能。
撮影日程
3月中旬~4月上旬
ロケ地:大阪
制作
cinema drifters 合同会社
問い合わせ
comego2019@gmail.com