【日活映画の名作が舞台で蘇る!】室龍太、今江大地 真逆の役柄で魅せるアクション&コメディが今秋上演!

インタビュー

日活×レジェンドステージ、昭和の名作がいま蘇る

日活映画の名作をリメイクして舞台化する新プロジェクト『シネマティックステージ』第一弾の『危ないことなら銭になる』が10月21日(土)、22日(日)に京都劇場で上演される。
本作は、108億円の贋札を巡り、裏稼業の人たちが騙し合い、火花を散らすアクション&コメディなエンターテイメント。上演に先立ち、室龍太と今江大地が取材会に出席。舞台での共演は初めてだという2人に作品の魅力や役づくり、互いの印象などについて語ってもらった。アニメが大好きという今江は中島愛との共演に大興奮だというが……。
── 本作は昭和を彩った名作をリメイクして舞台で甦らせるというプロジェクトの第一弾とのこと。この舞台のお話を聞いた時の心境は?
僕の中では日活映画って大人な映画というイメージがありました。映像を舞台にするのは毎回楽しみです。稽古が始まって映画も観ましたが、味のある映像で、当時の時代背景も感じることができました。あと皆早口で、物凄いスピードで進んでいくから癖になる。これを舞台でどう再現するか楽しみですね。
今江
第一弾とのことで、成功しないと!という緊張やプレッシャーもあります。とはいえ、稽古が始まって数日しか経っていませんが、めちゃくちゃ楽しいです。何といってもアクションが多い。皆が日本刀で戦う中、僕は傘や物差しで戦うんですが、どうやって戦うのだろうか……?とても楽しみですね。フェンシングみたいな感じなのかなって想像しています。
── それぞれの役柄について教えて下さい。
僕は事件屋という裏稼業を生業とする近藤錠次(呼称:ジョー)を演じます。お調子者でお金が絡むことには何でも手を出し、首を突っ込んでいくという人物。非常にスピーディーでテンポもいい作品です。
今江
「計算尺の哲」こと土方哲三を演じます。彼はジョーとは真逆で、計算通りに動く、犯罪心理学のプロフェッショナルです。ジョーとタッグを組んで本物の悪に立ち向かっていきます。
──探究心の強い今江さん、役柄にも共感できるのでは?
 
今江
哲三は気持ち悪いほど真面目なんですが、僕は我儘でマイペースな面もあって。ラーメン食べにいく時は計算せずに思いつきで行く。だけど変なところは真面目。その部分を伸ばしていけたら。ラーメンを作る時は茹でる時の温度や旨味成分などめちゃくちゃ計算して作ります。そういった真面目な部分を役に活かしていけたらと思います。
── 2人の舞台上での関係性は?どんな掛け合いが期待されますか?
今江
邪魔なやつ。計算で動くというポリシーを持って仕事をしているので、ノリで動く人が理解できないし信じられないんですよ。そんな邪魔な存在だけど、時にはジョーのチャランポランな動きを認める瞬間もあったり。互いに嫌っている2人がタッグを組んだ時のパワーはすごい!哲三のジョーに対する心情の変化も見どころの一つです。
── 普段のお二人の関係はどんな感じですか?互いの印象は?
取材を受けたりご飯に行ったりしていると「今江くんって本当に変ですよね」って言われるんですよ。しかも本人に言わずに俺に。俺は、関西の時から知っているから、変という印象はなくて。目が大きくてくりくりしていて可愛いなって(笑)。
今江
頼れる先輩ですし、フットワークが軽いという印象がありますね。それに本当に優しい。
── 稽古に入られて数日とのことですが、稽古場の雰囲気は?
賑やかですね。コメディを作るにあたって、僕は明るく楽しくやっていきたいという思いがあります。台風が来ていた時は低気圧のせいでテンション低い時もありましたが。
今江
いや、室さんは結構ずっとハイの人ですよ(笑)。キャストもテンションが高く、積極的に挑戦しようとする人が多い。キャラ設定の中で遊ぶ方も多くて、変化球を投げてくださったりと面白いですね。
── 今江さんはアニメが大好きとのこと。中島愛さんとの共演を楽しみにされていたとのこと。
今江
そうなんですよ。アニメの歌姫との共演にワクワクしていました。顔合わせでの本読みの時の声が、ランカ・リーなんですよ!もう幸せで。
── 一番の注目ポイントとメッセージをお願いします。
ありきたりでベタな展開が多いと思うのですが、それでも皆が一つになって馬鹿真面目に立ち向かうところは魅力です。そこにアクションも加わることでコメディとアクションの化学反応が起きて、素晴らしい作品になるのかなと思っています。素敵なスタッフさんと力を合わせてカンパニー一丸となって、チケット代金以上のものをお届けします!是非、劇場に足を運んでください!
今江
アクションが一番のウリではありますが、それと同じくらいに登場人物のキャラクターも魅力的です。全員個性が際立っているところでしょうか。派手なアクションやわかりやすいコメディ、観にきて後悔させないような作品に作り上げていきます!
取材・文・撮影:ごとうまき