ふぉ〜ゆ〜の4人が大悪党に！「お互いを信じない犯罪集団を演じるのは、僕たちにとって新たな挑戦！」

舞台を中心に映像作品、バラエティ番組でも活躍するふぉ～ゆ～の福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介が、今回初の大悪党に挑戦！！

「全裸監督」「新聞記者」などの映像作品の脚本も手掛ける山田能龍が、ふぉ〜ゆ〜の4人に当て書きをした新作舞台『CRIMINAL FOUR ―愛しき大悪党―』が、2025年3月27日(木)～30日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演される。

普段は明るく面白い4人が、ミッション遂行のためには手段を選ばない犯罪集団を演じ、4人の新たな魅力が感じられる舞台となっている。

上演に先立ち、ふぉ〜ゆ〜の4人が取材会に出席。ユーモア溢れる楽しく朗らかな4人のインタビューの模様をお届けします！

ふぉ～ゆ～、山田能龍の初タッグ作品

── 今回演じる役について、ご自身との共通点はありますか？

僕は詐欺を得意とするライアンを演じます。僕自身、お芝居や演劇が大好きなのでそういった部分はライアンと似ていますね。以前から詐欺師に興味があって、いつかその役を演じたいと思っていました。僕は毎回“その役を生きる”ことを信条に、作品に臨みます。今回ライアンを演じるにあたり、心理学にも触れながら役を生きたいです。

僕が演じるシモンはハッカーで、セキュリティーを突破する能力に長けています。実は僕、以前にフィッシング詐欺に引っかかったことがあって……。詐欺にあった側の気持ちは痛いほど分かります。共通点は方向音痴なところですね（笑）。

僕の役は警察官の身分を持つユーゴ。リーダーであり一番ぶっ飛んだ男とのことですが、僕自身あまりぶっ飛んでないので（笑）。今後どのようにぶっ飛んでいくのか楽しみです。

身体能力に長けたガスパールを演じます。僕自身、メンバーの中で一番身体能力が高いと自負していて、喧嘩っ早いところも似ているような気がしますね。

── 2021年に福田さんが山田ジャパン公演『優秀病棟素通り科』に主演したことから交流が始まり、今回の上演が実現したとのこと。福田さんから見て山田さんのお芝居の魅力は？

独特なコメディセンスの良さです。シリアスなのに哲学的。印象的だったのは、稽古場で生まれたアイディアをどんどんお芝居に取り入れておられたところ。とてもクリエイティブな方です。そして、役者たちの声も沢山聞いて、すぐに作品に入れてくださる。ふぉ〜ゆ〜も舞台ではアドリブも多く取り入れたり、メンバーが失敗したら互いに助け合っているので、今回ふぉ〜ゆ〜でやるのがとても楽しみです！

── 犯罪集団を演じるにあたって、役に向けて準備されていることはありますか？

雄大は心理学を学んだりしていますが、僕は詐欺師をテーマにした映画やアニメを観ようかなぁと、思っています。ふぉ〜ゆ〜は皆イイ人なので、教えて欲しいです。

── 今回演じる役は、それぞれ表の顔と裏の顔を使い分けて……とのことですが、普段のふぉ〜ゆ〜の皆さんの“裏の顔”を教えてください！

松崎くんは、現場にあるお茶やお弁当をすぐに持ち帰る！それも鞄がパンパンになるくらいに（笑）。あとは、後輩に「師匠」って呼ばれています。松本明子さんも「師匠」って呼んでいるんですよ。だけど、本当は最初の顔合わせの時に「師匠って呼んでください」って言ってたらしくて（笑）。

ちなみに今回共演させていただく吉田メタルさんからも「師匠」と呼んでもらっています！

── 今作を通して、お客さまにどんな魅力を感じてもらいたいですか？

僕たちはファンの皆さんのことを“お友達”と呼んでいるのですが、お友達が笑ってくれることでいつもすごい自信になっています。これまで笑いに特化したエンターテイメントを届けてきましたが、“悪”でエンターテイメントをくすぐるのは、僕たちにとっても新たなチャレンジです。皆さんがどんな反応をしてくださるのか、とてもワクワクしています。

罪を犯すのはダメですが。悪い雰囲気や独自のオーラを持っている人はカッコいいな、と思います。今回この役を演じることで、ちょっと悪くてカッコいい、大人の雰囲気を纏えたらいいなと思っています。

今回の僕たちの課題でもありますが、4人いても個々がバラバラな感じを出していきたい。僕たちは本当に仲が良いので、どうやったって結束力が強く出てしまうから……。心の底からお互いを信じ合っているメンバーが、お互いを信じない犯罪集団を演じるのは新たな挑戦でもあります！なので、いつもは感じないドキドキ感や大人の魅力を感じてもらえると嬉しいです。