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ロティサリーマシーンでこんがり焼いたチキンと世界各国の美味しいビールで至福のひと時を
大阪、堺筋本町は企業の本社や各国の総領事館なども点在し、主にオフィス街として認識されている。また御堂筋に面した地下鉄本町駅から堺筋本町駅を超えて東西にのびた船場センタービルがあり、ここには多くのショッピング店、飲食店、事務所などが入っている。そんな堺筋本町に2020年3月26日にカジュアルバル「まんとら」がOPENした。
「まんとら」は鶏とビールをメインに様々なメニューを提供しているカジュアルバル。なかでも一押しメニューがロティサリーマシーンを使ってしっかりと焼いたチキンだ。12種類のハーブをつかった秘伝のたれに一晩しっかり漬け込んでいる。ロティサリーマシーンを扱っているお店は珍しく、このマシーンの特徴として、風を送りながら焼くので焼きすぎることなく温度も高く保たれる。皮がパリッと中はジューシー。そうそう、こんなチキンを望んでた。
そして、「まんとら」では約70種類の世界のビール、お酒が楽しめる。
イタリアンベースに中華を取り入れたお料理も提供
今回お話を伺ったのは「まんとら」の石田智幸さん。石田さんは辻調理専門学校卒業後、グランビア大阪の「北京」、新大阪ワシントンホテルプラザの「チャイナテーブル」、中華料理「湖陽樹」で料理長をされ様々な経験を積まれたのちに、今回「まんとら」で店長兼料理長としてお店やスタッフをまとめている。
中華一筋でこられた石田さん、「まんとら」ではメニューの中にイタリアン料理も提供しているため新しいジャンルに挑戦している。「中華は味を入れ込むのに対して、イタリアンは素材のよさそのものを活かすので全く手法が異なる。今までしてきたこととは違う経験ができてとてもおもしろい」と石田さん。イタリアンベースに中華という石田さん独自の調理法を取り入れているとのこと。例えばペペロンチーノは自家製の醤(青ネギ、白ネギ、約10種類の調味料を30~40分かけて煮込む)を使用しているので少し中華要素の加わったペペロンチーノになる。
ランチメニュー
四月二週目から本格的にランチ営業も開始されたとのこと。鶏肉をメインにした定食が多い。価格はすべて800円、ご飯もお替り自由とのこと、いいですね!
広々とした店内と開放的なテラス席、テラス席ではペットも可!
店内とテラス席、テラスの立ち飲み席など、合わせて約66席ある「まんとら」は、お食事以外にも結婚パーティーやテラスで貸切パーティーなども可能である(要予約)。
また、店内には85インチの大型テレビがあり、ここでスポーツ中継などを楽しんだり、イベントやコミュニティスペースといったことにも使用できるのが魅力的だ。
近隣の方たちに気軽に寄ってもらいたい。
この周辺はオフィスが多いのでお仕事帰りに、梅田や心斎橋に行くのではなく、近場で楽しんでもらえたら。お店のスタッフも若い方中心で明るく活気のあるお店だ。
店舗情報
KANSAIPRESS編集部から
取材に伺ったのはオープンしてすぐの3月のこと、お店の一押しメニューチキンをいただきました。皮はパリッと中はじゅわ~っと柔らかい。仕事でなかったら一緒にビールを飲みたい!ほんとにビールにピッタリです。このチキン、テイクアウトは行っていないとのことです。テイクアウトとなるとどうしても風味などが損なわれ、また出来立てをすぐに食べてほしいといった理由が一番大きいとのことです。お店も広く開放的で、なんといっても広々としたテラス席でゆっくりできるのもイイですね。子連れにも◎。お仕事帰りに一杯いかがですか?
取材・文/後藤麻希