【胸アツ☆ライブ】Over Tone Live Tour2022「Prologue」大阪公演レポート

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“オバトン”こと、OverToneのLive Tour2022 「Prologue」大阪公演が7月16日(土)、7月17日(日)にOSAKA MUSEで開催された。今回は7月16日のライブをレポート(ツアー開催前のインタビュー記事はこちら)。笑いあり、涙あり、オバトンの真骨頂が詰まった熱狂ステージとなった!
“オバハン”ことオバトンファンたちでひしめく会場はこの日もほぼ満員。若い女性たちが多く見られる一方で男性客、カップル客も見られ、オバトンが幅広い層から支持されていることがうかがえる。
4人が登場するやいなや、観客は総立ち、色とりどりのペンライトやうちわが舞う。

1曲目の「モンスター」からはじまり 、メジャーデビュー曲「平行線ロマンス」、「栞」「僕にできること」など、披露された曲はアンコール含める全21曲、みんな大好きな曲ばかり。「Journey」で、メンバーたちの名前のリズムを手拍子でとる場面では観客たちも巻き込み、更に盛り上がりを見せる。オバトンウェーブに乗り遅れぬようにと、筆者も必死でついていく(笑)。
『みんなついてきてな!』と雄々しく率いるアマノ、『大阪公演、最後まで全力で楽しもう。』と全力笑顔で声をかけるムードメーカーの八上和希、四人の嬉しそうな表情が印象的。NOWAR The 匠は『こんなに人が入るとは思っていなかった。』と喜びの声を。名古屋公演、大阪公演7月17日(日)のチケットは完売だったという。


本ライブで新たなことにもチャレンジした4人、「神様のルーレット」では、サビ部分を振り付けし、観客にレクチャー。サビ部分を全員で踊り会場はさらに盛り上がりを見せた。4人がダンスする姿に客席からは『可愛い〜♡』の声が飛び交う。
『あと母と何回会えるのだろう…』と、中二から三人兄弟を女手一つで育ててくれた母への感謝の思いを述べるGUCCHI、時折言葉を詰まらせながら、涙がこぼれぬよう上を見上げる姿に、鼻の奥がツンとなり、見ているこっちが泣きそうに。GUCCHIの母への愛と感謝のきもちを綴った曲「オレンジ色」は、そんな愛に溢れた温かい曲だ。「Re:start」では、観客それぞれが身体を揺らしながら“オバトン陶酔境”へと入っていく。「僕らの街」「じゃあね」「M7」がアンコールでは披露され、会場のボルテージは最高潮に!ライブで声が出せなくなっても、ペンライトで応えたり、サイン入りのリストバンドを客席に投げたりと、違った形で一体感を作り出せる。

『今日は来てくれてありがとう。オーバートーン、ダンスも取り入れたりと、新たな挑戦をしました。これからも向上心を忘れずに、日常に寄り添えるアーティストとして邁進します!』と、ラストは八上が締めくくり、会場は大きな拍手に包まれた。
アーティストと観客との距離感と一体感、世界観に浸れるところがライブの醍醐味。彼らがインタビューで語っていた「ライブ=ファンとのミーティング、良い意味での遊び」の意味を体感できた時間となった。『早くみんなが住んでいる地域に行って“ただいま”を言いたい』というメンバー4人。早く元通りの日常に戻ることを願うばかりだ。

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文・写真/ごとうまき