10月10日13:00からお江戸日本橋亭 (東京都)にて第三 回笑福亭喬若東京独演会が開催される。
「落語界の松坂大輔」 と異名を持つ笑福亭喬若が今席では古典落語三席を熱演、 ゲストには桂雀々師匠や入船亭扇蔵、 前座に桂伸ぴんが出演し場を盛り上げる。
大阪産業大学では落語研究会に入っていたという笑福亭喬若、大学 卒業後平成10年4月に笑福亭三喬に入門、同年5月に「 おそばと落語の会」で初舞台を踏んだ。第45回「なにわ芸術祭 新進落語家競演会」では新人賞受賞、平成23年 には第1回目の独演会を天満天神繁昌亭にて開催する。 また寄席囃子をJAZZ風にアレンジしたお囃子JAZZバンド「 宗清洋と粋~てすとさうんど」の笛奏者としても活躍、 喬若のお囃子の篠笛は上方落語の中で随一の腕前と定評があるほどだ。
演目には「手水廻し」「七度狐」「高津の富(宿屋の富)」と「 宿」にまつわる古典落語が繰り広げられ、「七度狐」 では喬若の篠笛も披露される。
今日から緊急事態宣言が解除され、 厚い雲に覆われていたエンタメ業界や落語業界にも少しずつ陽の光 が差し込むことが期待される。
「人はパンのみにて生くるものにあらず」 という言葉があるように、 人類は物質的なものと同じくらいに精神的豊かさが必要とされる。 コロナ禍での制限によって、 心の栄養不足に陥っている人も少なくはない。晴れ渡る秋空の下、 落語界の松坂大輔がどのような笑いのホームランを打ち出してくれ るだろうか、お臍が宿替えするほど笑い転げて楽しんでほしい。
「人はパンのみにて生くるものにあらず」
公演概要
公演名:第三回笑福亭喬若 東京独演会
公演日時:2021年10月10日(日)13:00 開演 ( 12:30 開場 )
会場:お江戸日本橋亭 (東京都)
出演:笑福亭喬若 / 入船亭扇蔵 / 桂雀々 / 桂伸ぴん
公演などに関するお問い合わせ先: 有限会社宮岡博英事務所:046-876-9227
チケット
文/ごとうまき