【ukka 芹澤もあ、葵るりインタビュー】楽曲とともに私たちも進化!「これからも私たちの成長を見守って」

アーティスト
STARDUST PLANET発のアイドルグループ“ukka”は、昨年11月にメジャーデビューを果たしたキラキラと輝くフレッシュな6人組。
6月21日にはメジャー1st Single『wonder little love』をリリース。type-A、type-Bともにそれぞれ全6曲が収録されている。今回はメンバーの中から芹澤もあ、葵るりの2人にインタビューを実施。『wonder little love』のそれぞれの楽曲にかける思いや、プライベートなどについて聞いた。一曲、一曲とストーリーが重なるにつれ、彼女たちも着実に進化する。芹澤と葵の今の思いや魅力を伝えたい。

自分たちで作り上げた春ツアー

── 春のツアーを終えて、ツアーを振り返っての今の心境は?
芹澤
今回はコンセプトをメンバーで組みました。私たちのやりたいことが実現できたので嬉しかったし、達成感もありました。メンバーが6人いると全員の意見が合致することは難しいし、多数決などで意見が分かれたり難しいこともありましたが、意見を出せる良い機会でした。それにメンバーの団結力も強くなりましたね。次回は小道具を使ったりして、もっと盛り上げていきたいですね!それと次回は、全公演のチケット完売を目指したいです!
私が加入してから二度目の春ツアー。昨年は手一杯なところもあって、時に真顔になってしまうこともありましたが(笑)、今年はファンの皆さんの一人一人の顔を見れたり、メンバー同士ともアイコンタクトをとったりと、心から楽しむことができたライブとなりました。手探りで務めさせていただいたMCは、やっぱり難しかったですね。ライブやリリースイベントで実感していますが、関西の皆さんはとってもノリが良く、温かいですよね。

元気になれる曲『TAiLWiND』、Aメロとサビのダンスのギャップも魅力的。

──『TAiLWiND』はどのような曲ですか?ダンスについても教えてください。
芹澤
新生活を迎える人たちにもピッタリで、聴く人の背中を押してくれるような歌です。サビ前の“押し出されるように飛び出したBrand new day”の、歌詞やリズムが大好きです。サビ部分のダンスは迫力がありますが、メンバーそれぞれの良さを活かしたダンスに注目してほしいです。るりちゃんのお手振りしているところも可愛いんですよ。
新たなことを始めるとき、みんな不安だらけだと思うんです。そんな時に「ガンバレ」ってエールを送りたい。私も実際に不安だったり、落ち込んでいる時にこの曲を聴くと、元気になれます。皆さんも落ち込んだときにこそ、この曲を聴いて元気になってもらいたいですね。歌の中のお気に入りは、“「はじめまして」の連続 うまくやっていけるかな”の部分が好きです。この部分のダンスでは、ファンの皆さんと私たちが一緒になって盛り上がれると思います。

『wonder little love』の配信用ジャケット写真はあの子……

 ── 「wonder little love」はどんな曲ですか?
芹澤
この曲を一言で表すと“自然”!歌詞の意味を調べていくうちに単語がそれぞれ繋がっていて、奥深い歌詞だと感じました。例えば“スプラウト”“early morning”はのちに出てくる“芽生え”に共通していたり。冒頭部分を歌わせてもらう機会がそう多くない私にとって、この曲は特に思い入れがあります。ダンスも他の子達と振り付けが違うので注目してください。そして、このジャケット写真、実は私です!!
春を感じられる爽やかな一曲ですね。“ライムの風”という言葉ひとつにしても爽快さが感じられます。“君と見つけたクローバー”の部分もお気に入り。サビの“ワンダリルラ”の部分はファンの方も一緒に踊っていただけるので、みんなで一体感を作り出せたら嬉しいです。

 

『Glow-up-Days』を通して自身も成長したい

──『Glow-up-Days』は、一番苦戦したとのことですが。
芹澤
レコーディングで一番苦戦したのがこの曲です。3曲の中では一番サビの音程が高く、裏声への切り替えも難しかった。だけど、この部分はもっと良くしていきたいので、ライブを経て成長していきたいです。歌詞の中の“ 不器用な生き方でも今の生き方が好きだ”という部分は、“うっかり番長”と呼ばれる私と重なります。
頑張りすぎる人にこの歌を伝えたいし、歌詞が自分自身に刺さります。“まだ未完成な……”のように、大人になるにつれて甘えるのって難しくなっていきますが、時には自分を甘やかすことも大切だと思うんです。そして、この曲は私の裏声が初めて収録されている曲なので是非沢山の人に聴いてもらえると嬉しいです。

食の好みが合う二人、互いの印象も少しずつ変化。

── プライベートでも二人は仲良しなんですね。互いの印象はどのように変化しましたか?
芹澤
はじめは、るりちゃんは小動物みたいで可愛いけど変な子だなと、思っていました(笑)。以前から突然駄洒落を言って、周りが苦笑いしています(笑)。だけどしっかりしている一面もあるし、メンバーのこともいろいろ考えてくれている。一緒に過ごすと、それぞれの新たな一面が見れて嬉しいですよね。
最近では、もあちゃんの真の姿を見れている気がして嬉しいんです。うっかりなところは相変わらずですが(笑)、きちんと物事を考えて行動していて、ukkaの中では一番年下なのに、一番大人。長女っていうのもあるのかもしれませんね。
── メジャーデビューしてから変化したことはありますか?
芹澤
“芸能人のスケジュール”というものに少し近づけたのかなと思っていますし、お仕事が沢山増えたことが嬉しいですね。先日は福島県郡山市のPR観光動画に出させていただいたり、取材を沢山していただいたり。私はお仕事が楽しいし大好きで、忙しくしているのが好きなんです。
テレビをつけると自分が写っている!ということが嬉しいです。何より離れて暮らしている祖父母にテレビで見てもらえるし、応援してもらえる。オフの日はお友達と会って沢山お喋りをしたり、ご飯行ったりしています。やっぱり、話すことが一番のリフレッシュになります。
── 今後挑戦したいことやファンの皆さんへメッセージをお願いします
芹澤
サビの冒頭部分のパートをいただける機会がまだ少ないので、歌を上達させて、沢山歌えるようになりたいです。私は人を笑顔にさせる仕事に就くことが子どもの頃からの夢でした。念願の夢が叶ったいま、ファンの方を笑顔にし、幸せにできるように頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。
私のモットーは“人の心に残り続けるアイドル”でいること。ライブを見に来てもらったら、また来たい!って思ってもらいたいし、一人でも多くの人に思ってもらえるように努力したいです。私の事も、ukkaの事も、沢山の人に知ってもらいたい。まだまだ成長途中の私たちですが、これからも見守ってください。
インタビュー・文・撮影/ごとうまき