【世界の大企業も注目の植物工場】父と息子で歩んできた14年『みらくるグリーン』【関プレちゃんねる】

株式会社みらくるグリーン創業者の五唐秀昭さんと取締役の五唐琢也さん
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大阪和泉市、関西国際空港にほど近い場所で農業の概念を覆す独自の方法でオリジナルリーフを生産している植物工場がある。その名は「株式会社みらくるグリーン」

みらくるグリーンが生産する「ごとうリーフ」は蛍光灯によって年中生産しており、無農薬で清潔で新鮮、そして年中変わらぬ味を楽しめることから、日本全国のレストランやスーパーなどで扱われており、皆さんがよく行くレストランやホテル、某インテリアショップが運営するレストランでも一度口にしたことがあるかもしれない。うまみ、にがみ、からみなど他の野菜とは明らかに味が違い、一度口にすると忘れられない味であることから、一度レストランで使ってもらうと「他のものは使えない」とシェフから言ってもらえるほど、ごとうリーフには根強いファンが多い。今回は株式会社みらくるグリーンの取締役の五唐琢也(ごとうたくや)さんにお話を聞きました。

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まき
ごとうさん、今日はよろしくお願いします。同じ「ゴトウ」で親近感沸きます(笑)いきなりなんですが、五唐さんはこのお仕事をされて長いんですか? 
五唐さん
今年で14期目に入ります。銀行員だった父が行員時代に有機栽培に携わりその魅力に触れて父が創業、私はちょうど高校3年生で大学に進学するか父と会社をするかの選択に迷っていましたが父と会社を経営していく道を選びました。農薬など一切使わない、閉鎖型の植物工場です。
まき
お父様もゴトウさんも全くの未経験だったんですよね?一から勉強され始められたとのことで、やはり創業当初は大変だったのではないですか?
五唐さん
はじめはホームセンターに行って手作りの植物工場で有機栽培を行いました。13年前は植物工場が認知されておらず周りの農家からも批判を受けました。創業してから2,3年は収益が出ず、何度も挫折しそうになりました。研究に研究を重ねたのと、ここ最近植物工場も日本で認知されるようになったこともあってお客さんや取引先も増えてきました。やってて良かったなって思いますよ。今となって思うのは、無知だからこそ良かったのかもしれないですね

まずは食べてみないとわからないとのことで、早速試食させていただきました♪

Goto leaf

シャキシャキ味の濃いものとマイルドなものがMIXされている

レッドオゼイユ

柑橘系の味デザートにも合いリピーターのシェフが多い

バジル

イタリアンのシェフに人気、一度使うと他の野菜は買えないとイタリアンシェフも太鼓判を押すほどだ

グリーンマスタード

(ワサビ菜)お肉と一緒に食べるのがおススメ!

大阪白菜

栄養価が高い!

スイスチャード

カルシウムやマグネシウム、鉄分などミネラルも豊富に含まれているうえ、β-カロテンやビタミンE もたっぷり。

 

 

まき
全部、めちゃくちゃ美味しい、そして濃い、こんな濃いリーフ今まで生きてて初めて食べました。なぜこのような野菜が造れるのですか?こだわりも聞かせてください! 
五唐さん
やはり追及の仕方が違うのかなと。野菜本来持っている味を最大限引き出すように作っています。味と見た目に特化して大量生産できないキレイな野菜を目指している。そのため栽培する際に使う独自のセラミックのハサミにこだわり使っています。切り口が違い、酸化のスピードを遅らせ野菜のストレスが少なくなるんですよ。フォークで刺せるベビーリーフを目指していますね。
まき
今後の目標を教えてください
五唐さん
日本と世界で一番おいしくて認知されているブランドを目指すことですね。”ベビーリーフといえばごとうリーフ”と言われるくらいの認知度を目指しています。

あと、農業は儲からないという概念を覆したい。弊社の野菜結構高めの値段設定にしています。

まき
ということは、それだけ商品に対して自信があるからですよね。
五唐さん
はい、自信はあります。大変ありがたいことに、口コミとご紹介でお客様が増えてきました。

そして、みらくるグリーンはレストランやホテルといったプロに認めてもらう味とスーパーなどで販売する家庭での味といったお客様もしっかりと差別化しています。商品価値を高めてもっと全国に広げていきたいですね

株式会社みらくるグリーン

住所:大阪府泉佐野市テクノステージ3丁目1-11和泉市産業振興プラザ南館RF104号
電話番号: 0725-58-6939

KANSAIPRESS編集部から

普段食べているリーフ、実は皆さん気付ていないだけで「ごとうリーフ」を口にしていたといった人も意外と多いのではないでしょうか?食べてみないと良さが伝わらないのが歯痒いのですが、少しでも気になる方は こちら

濃くて栄養価の高いリーフに衝撃を受けるはず!

Youtube:取材・撮影/阿久津健一   記事:取材・文/ごとうまき