【落語と映画の行ったり来たり】桂雀々独演会『カムアンドゴー』〜映画「カムアンドゴー」の公開記念特別公演〜

EVENT
桂雀々独演会『カムアンドゴー』が11月27日(土) 18:30〜20:30 うえほんまち錢屋ホール
にて開催される。
本公演は桂雀々が出演し今月公開の映画『COME&GO カムアンドゴー』(11月19日(金)から渋谷ヒューマントラストシネマで、12月3日(金)からテアトル梅田、12月4日(土)からシネ・ヌーヴォ、12月10日(金)から京都シネマで公開)の公開記念特別公演として開催、ゲストに本作を手がけたリム・カーワイ監督を招いて雀々×リムのトークコーナーも予定されている。
また本公演には雀々の愛弟子の桂優々も出演、会に彩を添える。桂優々は雀々の落語に魅せられ2009年大学卒業と同時に入門、大阪を拠点に、東京大阪の“行ったり来たり”をしながら活動している。
リム監督がメガホンをとった映画『カムアンドゴー』は東京国際映画祭TOKYOプレミア2020、大阪アジアン映画祭2021特別招待作品、ジャパンカッツ2021オフィシャルセレクション、タリンブラックナイト映画祭2020に選出された。本作は大阪キタを舞台に、日本を含めたアジア9カ国の人々の物語を描いた群像劇、平成から令和に変わる桜の時季に撮影された。
雀々師匠が演じるのは定年退職した後に中崎町に住む「レンタルおじさん」の飯田さん。個性溢れる演技に加え、大阪生まれ大阪育ちである雀々の作品へのリスペクトと大阪愛が本作から感じられる。また日本では比較的珍しいとされるリム監督の即興での演出スタイルにも見事に応じながら、噺家さながらの腕前がキラリと光り、雀々自身も「創作落語のようだった」と楽しみながら演じたという。

(C)cinemadrifters

リム・カーワイ監督

映画は監督が指揮を取り各ジャンルのプロフェッショナル達が力を合わせて作り上げた総合芸術である一方で、落語は噺家一人で何役も演じて聞き手に情景を想像させる伝統芸能
歴史的背景や見せ方も異なるものではあるが、人の感情や心を大きく動かす点では本質的に似ている。
私たちの人生をしなやかに豊かにしてくれる芸術や文化はコロナパンデミック時には不要不急のものとみなされ、大袈裟に言えばその存在さえも否定されたような感覚になった。
長かった自粛期間を通して気づいたこと、作品や噺を見て聴いてお腹を抱えて笑ったり、人情噺にホロっときたりと、映画も落語も人の心に栄養を与え、時には人生に叡智とスパイスを、はたまた生きる希望さえも与えてくれる処方箋なんだと。これは落語や映画だけでなく、演劇、絵画、音楽などといった芸術やエンターテイメントを愛する人の人生において必要不可欠なものということをコロナパンデミックによって再確認できたのではないだろうか。
独演会が行われる11月27日、映画「カムアンドゴー」は東京では既に公開中だが、大阪では劇場公開の1週間前となる。映画の撮影から公開までの2年半、世界が大きく変わったとともに、監督や雀々師匠の心境や環境がどのように変わり、また変わらなかったこととは何だったのか。撮影の裏話や二人のここだけの話、去年の東京国際映画祭でレッドカーペットを歩いた二人の掛け合いに胸が高鳴るとともに、上方爆笑王の雀々師匠の爆笑トークと噺にも大いに期待したい!

独演会チケット・概要

公 演 日:2021/11/27(土)

開場:18:00より 開演時間:18:30分

場所:うえほんまち銭屋ホール (近鉄大阪上本町駅より徒歩3分・OsakaMetro谷町9丁目より徒歩10分)

出演者:桂雀々 / 桂優々 (リム・カーワイ監督とのトークコーナー有)

料金:2000円 定員:100名

お問い合わせ:株式会社リンクス 0120-337-011

ご予約メール:office@e-linx.jp

 

文/ごとうまき