還暦記念 桂雀々独演会 恒例の『雀々夏まつり』は、今年はゲストに月亭方正、桂あおばを迎えて京都府立文化芸術会館で7月22日(木・祝日)に開催される。京都府立文化芸術会館では今年の1月にも雀々師匠の独演会を開催、大好評だったという。
去年還暦を迎えた雀々師匠、その魅力はますます深まり、持ち前のパワフルかつ豊かな表情と表現で魅せる落語はさることながら、大胆に、時には感傷的にと観客を落語の世界へ、そして笑いの渦に巻き込んでくれる。
演目は夏に相応しい「夢八」、雀々師匠の得意ネタの一つである「猿後家(さるごけ)」が予定されている。本公演ではゲストに月亭方正と桂あおばを迎えてとのことだが、一層笑いに溢れた会になるのではないかと期待が高まる。
2008年に月亭八方に弟子入りし、お笑い芸人・山崎邦正から落語家へと転身、順調にキャリアを積み落語家としての評価を得ている一方で“落語×音楽”という新境地を切り開いている月亭方正さん。彼の独特の‟間”と世界観を活かした創作落語も評価されている。これまでの芸人としての山崎邦正と落語家 月亭方正が融合し、彼ならではのオリジナリティ溢れる落語となりあれよあれよという間に引き込まれていく。本公演での雀々師匠との掛け合いも楽しみでならない。
もう一人のゲスト、イケメン若手噺家として知られる桂あおばさんは2010年二代目桂ざこばに入門、現在KAMIGATA☆らくご男子(NHK総合・関西地区「とっておき!木曜笑タイム」(毎週木曜15:10〜15:52)としてレギュラー出演中、7月6日(火)に行われる第7回上方落語若手噺家グランプリ2021予選会にも出演予定など、今後ますます注目される噺家の一人である。
いよいよ夏本番、すこぶる暑い京都の夏を大輪の笑顔と熱狂で乗り切りたいところだ。
チケット購入3,800円から、またグッズ(雀々サイン入りオリジナル扇子)付 ¥4,800 ※限定6枚/チケットも販売中(取り扱いは otonowa のみ)