シンガーソングライター・川崎鷹也の勢いが止まらない。現在開催中の全国ツアーは累計約3万人を動員し、全公演が瞬く間にソールドアウト。そんな熱狂の渦中にいる彼が、次なるステージとして発表したのは、自身初となる日本武道館、そして大阪城ホールでの単独公演だった。かつて、ライブハウスにお客さんが数人しかいなかった「ゼロ距離」の時代。睡眠時間を削ってギターをかき鳴らし、先行きの見えない不安と戦っていた若き日の彼は、いまの景色をどう見つめているのか。
「僕一人だけの夢じゃない」
そう語る瞳の奥には、共に歩んできたスタッフやファンへの深い信頼、そして父として、表現者として、守るべきものが増えたからこそ生まれた「新しい覚悟」が宿っていた。J-POPシーンの最前線を走りながら、どこまでも人間臭く、泥臭く、愛を叫び続ける川崎鷹也。聖地への切符を手にした彼に、下積み時代の葛藤から、楽曲に込めるリアリティの真意、そして父としての素顔まで、その胸中を深く紐解きました。
Contents
初の「聖地」を目前に――「1人だけの夢じゃない」
――現在開催中の全国ツアー『夢の中』、累計約3万人動員という規模でありながら全公演ソールドアウト。さらに5月には、追加公演として川崎さんにとって初となる大阪城ホール、そして日本武道館でのステージが控えています。今の率直なお気持ちを聞かせてください。

――ファンの方々にとっても待ち望んだステージだと思います。発表した際、皆さんの反響はいかがでしたか? 
――下積み時代、お客さんが少ない中で悔しい思いをされた経験も、今のこの「夢のステージ」への思いをより強くさせているのでしょうか。

「父」として見せる背中と家庭でのバランス
――川崎さんの楽曲には愛や生活のリアリティが溢れていますが、プライベートでは二児の父。守るべきものが増えたことで、楽曲制作や人生観に変化はありましたか?

――子育てにおいて、特に大切にされていることはありますか?

――2020年に、会社を辞めて音楽一本に絞るという大きな決断をされました。お子さんが生まれて半年というタイミングでしたが、怖さはなかったですか?

睡眠2時間の練習漬け。不安を打ち消した「自己流」の時代
――今でこそ「魔法の絨毯」をはじめ多くのヒット曲がありますが、音楽を本格的に始められた専門学校時代は、相当な努力家だったと伺いました。

――専門学校時代は、先生の言うことをあまり聞かない異端児だったとか(笑)。

言葉の壁を越える愛
――最近では韓国でも非常に人気があり、現地での活動も増えていますね。

――川崎さんの楽曲には「ヒーロー」という言葉がよく登場します。川崎さんにとって、ヒーローとはどんな存在ですか?

大阪城ホール・日本武道館のその先へ
――最後に、目前に迫った5月の2公演、そしてその先の未来をどう描いていますか?

【編集後記】どんなに会場が大きくなっても、“あなたに向けて歌う”姿勢を崩さない川崎さん。インタビュー中、家族やスタッフ、そしてファンの話をするときの柔らかな表情が印象的でした。初の大舞台となる5月の2公演は、彼がこれまで出会ってきた「ヒーロー」たち、そして共に歩んできたファンへの、最高の恩返しになることでしょう。
インタビュー・文・撮影:ごとうまき






