こまつ座147回公演『闇に咲く花』が9月6日(水)〜9月10日(日)大阪・新歌舞伎座で上演される。本作は、井上ひさし作の昭和庶民伝三部作の第二弾で、1987年に初演以来、5回再演され、今回11年ぶりに上演される。井上作品には欠かせない栗山民也が演出。山西惇、松下洸平、浅利陽介らを迎え、「戦争」という重厚なテーマを悲喜劇として届ける。
上演に先立ち、牛木健太郎を演じる松下洸平が取材会に出席。これまで、こまつ座の作品『母と暮せば』『木の上の軍隊』に出演しているが、井上ひさしの戯曲に挑戦するのは今回が初めてとのこと。役にどう向き合い、どう深めていくか。公演に向けての意気込みなどを語ってもらいました。
Contents
いまこそ、再演すべき作品
── 最初に台本を読んだ時の感想を教えてください。
── 松下さんが演じる牛木健太郎はどんな人物ですか?
── 健太郎とリンクする部分は?
井上さんの作品は、“戦争”を知らなければという気持ちが芽生える──。
── これまでにご覧になった井上さんの作品は?
── 井上さんの作品の魅力についても教えてください。
“飢え”をどれだけ体現できるかが勝負
── 演出の栗山民也さんについてもお聞きします。栗山さんの演出で印象に残っていることは?
── “飢え”とは……
── この時代の役を演じる上で、“飢え”以外にも、心がけていらっしゃることはありますか?
── 失った記憶を取り戻す健太郎を演じるにあたり、現時点でどのようなアプローチをしようと考えていますか?
戦争の悲惨さを伝え続けないといけない
── 戦争の悲惨さだけを伝えるのではなく、1人1人の戦争責任など様々な要素が詰まっています。戦争を知らない世代の松下さんはこの作品からどのようなメッセージを受け取られましたか?
公演概要・チケット
こまつ座 第147回公演『闇に咲く花』 | |
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公演期間 | 2023年9月6日(水)~9月10日(日) |
料金 | (税込) S席(1・2階) 10,500円 A席(3階) 7,000円 |
◎チケット:こまつ座「闇に咲く花」 ○一般発売 | 新歌舞伎座ネットチケット[演劇 演劇のチケット購入・予約] (pia.jp)(2023/7/16(日) 10:00より発売)
◎新歌舞伎座テレホン予約センター:06-7730-2222(午前10時~午後4時)
撮影:髙村直希
取材・文/ごとうまき