【映画館で一度はジブリ】ジブリ作品リバイバル上映「風の谷のナウシカ」

エンタメ

壮大なスケールのテーマを描いた「ナウシカ」を劇場で体験してほしい

アニメ雑誌「アニメージュ」誌上に連載されていた宮崎駿の同名漫画の映画化し、宮崎監督自身が、監督、脚本を務めた作品。何度もテレビで放送されていますが、6月26日から「風の谷のナウシカ」の他に「ゲド戦記」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」のジブリ作品が劇場公開されています。今回の“再上映”には「一生に一度は、映画館でジブリを」という思いが込められているとのこと。

高度な産業文明を破壊させた「火の七日間」呼ばれる大戦争から1000年が経ち人類は、巨大な虫や、毒の森・腐海に脅かされながら生きていました。辺境の小国「風の谷」の族長の娘ナウシカは、人間同士の争いに巻き込まれていきます・・・。

 

現在ジブリ作品がリバイバル上映されていますが、上映されたのは36年前、このころから環境問題について題材にした作品は多いのでしょうか。まるで未来を予言しているかのような作品です。マスクがないと生きていけない世界が今現実になりマスク姿が当たり前になっています。見えないウィルスと戦うところ、そして戦争、自然破壊等々、風刺が効いています。

テレビでは聞こえないであろう音楽や効果音、王蟲の迫力など臨場感があります。キャッチコピーの「映画館で一度はジブリ」とはこのことなんだなと。

 原作もとても面白いみたいなのでいつか読んでみたいですね。ちなみに、この作品についてオリラジあっちゃんこと中田敦彦さんのYouTube大学でもかなり詳しく説明されていますね。これは大変勉強になります!

 

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監督:宮崎駿
原作・脚本:宮崎駿
製作:徳間康快 近藤道生
プロデューサー:高畑勲
製作:1984年/116分/日本
配給:東宝

KANSAIPRESS編集部から
劇場で風の谷のナウシカを観るのは初めて。上映された年には私は生まれておらず、子どもの頃にテレビで何度か観たけれど正直意味不明すぎて、しかもオウムの怖さと悍ましさに泣いて怯えて、まともに観ることが出来なかった。なので実はこの作品をキチンと最後まで観たのは大人になってから。いや~面白い。そしてポロポロと涙が頬を伝いました。こんなにも感動的で泣ける映画だったとは!大人になってもジブリ作品は楽しめますよ♪

文/ごとうまき