【大阪流行歌ライブレポート】立樹みか、多岐川舞子、男石宜隆、二見颯一、三代純歌がステージ彩る

ライブ

2023年12月13日(水)に心斎橋・BIG CATにて「大阪流行歌ライブ」が開催された。立樹みか、多岐川舞子、男石宜隆、二見颯一、三代純歌の個性豊かな歌声が届けられた。

「推薦曲コーナー」に登場したのは、三代純歌。故・仲本工事の妻で、夫婦でデュエットした「この街で」を披露した。


続いて登場したのは宮崎県出身で演歌第7世代の1人として人気を博す二見颯一。前作の「一里塚」に続き、列車シリーズの「0時の終列車」「君恋列車」を持ち前の“やまびこボイス”で高らかに歌いあげた。2019年3月に大阪のメルパルクホールでデビューした二見は、司会の水谷ひろしを“大阪の父”と呼ぶ場面も。水森英夫氏が作曲した新曲「罪の声」をエモーショナルに歌いあげ、観客を魅了した。2月23日には神戸国際会館で演歌第7世代の5人のコンサートが開催される。

2023年の大阪流行歌ライブには2回目の出演となる男石宜隆、力強く伸びやかな歌声に定評がある。“のぶちゃんと呼んでください”と、懐っこい語り口調と笑顔で会場を和ませる。「大阪泣かせ雨」ではのぶちゃんコールで会場が湧き、「那智の恋滝」では情熱的な歌声で観客を引き込んだ。伸びやかなロングボイスで届けられた新曲「六つの花」は、情念とストーリー性のある唯一無二の歌謡曲だ。“谷村新司さんのような偉大な方の歌を引き継いでいきたい”と、故人となられた谷村新司の「昴-すばる-」をアカペラで歌う場面も見られた。

続いて登場したのは多岐川舞子。彼女も2023年6月に出演し、2023年は2度の出演となっている。京都・南丹市出身の多岐川は、平成元年にデビューし2023年で35周年を迎えた。木下結子の「放されて」を熱唱。着物姿でイントロと間奏部分をサックスで演奏する姿も粋で、観客も夢中で耳を傾ける。「京都別れ雨」、新曲の「天上の花」などを届け、会場を熱くした。


ラストを飾ったのはデビュー36年、大阪流行歌ライブには11年ぶりの登場となる立樹みか。
「カモメと泣いた港町」、デビュー25周年記念曲「しぐれの海峡」、「雨のヨコハマ」を披露した。新曲「宿なしかもめ」のカップリング曲「女って」の詞は立樹が書いたという。この日、立樹のステージを見ようと、横浜から駆けつけたファンもいた。2023年大阪流行歌ライブの締めくくりは5人の出演者によって華やかに繰り広げられた。

取材・文・撮影:ごとうまき