大阪を拠点にダンボール製造業を牽引する大陽紙業株式会社 常務取締役 統括部長。そして、熊本城サウナ「城の湯」を運営するゴールドアゲイン株式会社 代表取締役社長の大津雄一氏は、メーカーとサービス業、西日本二拠点を股にかける異色の「二刀流経営者」として、今、大きな注目を集めています。彼の経営哲学の根底にあるのは、「世間の常識や軽視を打ち破る反骨精神」。この強烈な原動力が、なぜ「ダンボール × サウナ」という異質な掛け算を生み出し、西日本を舞台にした壮大なビジョンへと繋がっているのか。そのルーツと戦略に深く迫ります。
反骨のルーツと、二天一流の経営哲学
—— 大津さんの事業の原動力は、「価値あるものが正しく評価されるべきだ」という強い信念にあると伺いました。そのルーツについて、改めてお聞かせください。

—— そして同志社大学に進学されてから、音楽と格闘技に打ち込み、また10個ほどのアルバイトを経験されたそうですね。これらの経験は、後の経営にどのような影響を与えましたか?

—— 先斗町のBARでの経験は、今でも忘れられない理不尽さだったと。

—— 会社員にはならない決意があったにもかかわらず、上場企業で6年間を過ごされています。この20代の経験は、大津さんにとってどのような意味を持ったのでしょうか。


—— 29歳で退社後、30歳でさらなるターニングポイントが訪れます。メーカーとサービス業という全く異なる事業に参入されます。この二刀流の哲学を、宮本武蔵の「二天一流」に重ねていらっしゃいますね。

—— この二刀流が、現在の大津さんのブランディングキーワード「ダンボール ×サウナ」の核心ですね。

【後編へ続く】
大津雄一(おおつ・ゆういち)
1989年生まれ。福岡生まれ、大阪府寝屋川市で育つ。
同志社大学卒業後、上場企業に6年間勤務。29歳で退社後、大陽紙業株式会社 常務取締役 統括部長に就任、同時に熊本の「サウナ城の湯」 を運営するゴールドアゲイン株式会社 代表取締役社長を兼任。異業種二刀流経営者として、 西日本での地域貢献と革新を目指し、精力的に活動中。
公式サイト・SNS情報
熊本城サウナ城の湯
サウナイキタイ:https://sauna-ikitai.com/saunas/88756
Instagram:https://www.instagram.com/shironoyu_kumamoto_otwo?igsh=cnQ2emhqc3pxemRo
X:https://x.com/shironoyu1?s=21&t=KFQUwSry-Z-PpdDRFG_UkA
大陽紙業
Instagram :https://www.instagram.com/taiyosgosaka?igsh=MTdtYmRpM2l6NXV2ZA%3D%3D&utm_source=qr
インタビュー・文・撮影:ごとうまき






