【ロージークロニクル】 村越彩菜・植村葉純インタビュー「10時間の長電話」が育んだ絆と、3rdシングルで開花する新たな表現力

J-pop

結成から1年。ハロー!プロジェクトの新グループとして着実に歩みを進めるロージークロニクルから、村越彩菜さんと植村葉純さんが登場!

切磋琢磨してきた同期であり、プライベートでは10時間以上も電話で語り合うほど深い絆で結ばれた二人。急遽ソロ出演となったハロコンの舞台裏や、お互いの意外な素顔、そして表現力が進化した3rdシングル『Misery〜愛の天秤〜 / なんとかなるでしょ』の制作秘話をたっぷりと伺いました。

サブスク解禁で再燃した「ハロプロ愛」や、春の単独ツアー、そしていつか叶えたい「同期ユニット」の夢まで。今の二人の瑞々しい言葉をお届けします!

ライトパープル一面の景色に背中を押されて

――先日、インフルエンザの影響でシャッフルユニットの欠席が相次ぎ、村越さんが急遽ソロで出演されましたね。

村越
  前日に知らされた時は「一人で大丈夫かな」と不安でした。でも、リハーサルでメンバーが客席から応援してくれて「いけるかも」と思えるようになったんです。本番前もすごく緊張しましたが、メンバーが袖までついてきて背中を押してくれました。ステージに立った瞬間、会場がライトパープル一面になったのを見てスイッチが入り、本番は楽しんでパフォーマンスできました。

――2月のバースデーイベントも、お二人それぞれのこだわりが詰まっていましたね。

植村
  大好きなダンスを見せたくて、1曲目はダンスのみの構成にしました。ラストには小学6年生の頃にHello! Project 研修生発表会2020 ~春の公開実力診断テスト~で披露した「Missラブ探偵」を選び、成長した姿を見せられるよう意識しました。

村越
  私は「今、本当に歌いたい曲」を軸に、カッコよさと可愛さの両面を選びました。ラストは研修生時代に上國料萌衣さんとデュオを組んだ思い出の曲「Uraha=Lover」。あの頃からの成長を皆さんに届けたかったんです。

休日は10時間以上の長電話!?

――同い年で誕生日も近いお二人。今の関係性はいかがですか?

村越
 研修生時代は活動拠点が東西で分かれていたので、ユニット結成後に一気に仲良くなりました。一時期は、休みの日に10時間以上電話していたことも(笑)。

植村
10時間!(笑) 仕事終わりも2〜3時間は話しますね。内容は仕事の相談やゲームの話。どちらかが「もう一回!」と言って深夜まで終わらないんです。あとは電話を繋ぎっぱなしにして、一緒にカバー曲の練習をしたり。一人より集中できるんですよね。

――お互いをどのような存在だと思っていますか?

植村
  村越は言い間違いが多くて「おバカキャラ」に見えるかもしれませんが(笑)、実は誰よりグループのことを考えているしっかり者。根は本当に頼りになります。

村越
葉純はおとなしい子だと思っていましたが、実はすごくお茶目。グループの話し合いでは自分の意見をはっきり言える、芯の強さを持っています。

新曲への表現の幅とこだわり

――3rdシングルについても伺います。まず『Misery〜愛の天秤〜』の印象は?

植村
  カッコよさの中に悲しみが混ざる世界観が難しかったです。愛が釣り合わない切なさをどう表現するか、試行錯誤しました。

村越
 私は曲調がどストライクで、イントロの「堕ちる涙は透明な血よ」という歌詞を聴いた瞬間に鳥肌が立ちました。初披露後に「この曲でファンになった」と言ってくださる方も多くて、大切に歌っていきたい一曲です。

――MVには、お二人の大好物も登場していますね。

植村
  私はもちろん牛乳! 撮影でも瓶の牛乳を使いました。今朝も飲んできましたし、牛乳愛は健在です(笑)。

村越
  私はカメラです。1年前に一眼レフを買って、メンバーの写真をX(旧Twitter)に「あやなカメラ」として投稿しているんです。ファンの方に喜んでもらえるのが嬉しくて、MVでもカメラを選びました。

――もう一曲の『なんとかなるでしょ』はいかがですか?

植村
  冒頭のセリフを聴いた瞬間「ロージークロニクルにぴったりの明るい曲だ!」と。

村越
 私は元々「なんとかなる精神」で生きているので、曲が来た時は「私のこと?」と驚きました。本番前の不安も「なんとかなるでしょ!」と切り替えるようにしています。間奏でみんなで円になって向かい合って踊るシーンが、一体感があって大好きです。

サブスク解禁で再発見した「ハロプロの宝物」と、結成1年の成長

――サブスクが解禁されましたが、どんな曲を聴いていますか?

植村
   最初に聴いたのは、憧れの石田亜佑美さんが歌う「私のでっかい花」です。改めて好きになったのは「元気+」。譜久村聖さんの卒業公演で聴いてから頭を離れず、サブスクで繰り返し聴いています。

村越
 私は「ウブとズル」をチェックしました。他には「ENDLESS SKY」も。しっとりした楽曲が好きなので、改めて歌詞の良さに惹かれています。

――活動1年を振り返り、グループの成長を感じる部分は?

村越
  1stの頃は120%の力で突き進む感じでしたが、今は余裕を持って「ここはこう魅せたい」というパフォーマンスへの“欲”が出てきました。

植村
  表現力や歌のユニゾンが育ってきた実感があります。頭の中を整理しながら、リラックスしてステージに立てるようになりました。

「もしも同期全員でステージに立てるなら」――未来への意気込み

――いよいよ春ツアーが始まります。意気込みを教えてください。

村越
 会場数も増えたので、より多くの方に「また見たい」と思ってもらえるステージにしたいです。一曲一曲の色をしっかり出していきたいですね。

植村
  今年の目標は「歌の表現力」。ディレクターさんに頂いたアドバイスを胸に、曲ごとに声のトーンや表情を変えて、お客さんを驚かせたいです。

――特に楽しみにしている地域はありますか?

植村
  やっぱり北海道です! 牛乳を飲みたいですし(笑)、北海道の皆さんに会える機会は東京に比べると少ないので、この1回で皆さんの心をしっかり掴みたいです。

村越
 私も北海道と福岡はロージークロニクルとしてあまり行く機会がないので。北海道ではラーメンや海鮮をめちゃめちゃ食べたいですし(笑)、北海道や福岡にしか来られないファンの方もたくさんいると思うので、その1公演でもっとロージークロニクルのことを好きになってもらいたいです。

――もし研修生30期の同期メンバーでユニットを組むなら、何をしたいですか?

植村
  研修生発表会でみんなと踊った「これからだ!」をもう一度。あの時のみんなの笑顔が今も鮮明に残っているので、今のメンバーで再現したいです。

村越
 私は「「アイドルはロボット」って昭和の話ね」。あの頃の記憶を大切にしつつ、今の私たちがどれだけ成長したかを証明したいです。

――最後に、個人的な挑戦を教えてください。

村越
 喋ることが大好きなのでバラエティに挑戦したいです! プライベートでは、18歳になったので料理を頑張りたい。この前カレーを焦がしてしまったので、母に頼らず作れるようになりたいです。

植村
   牧場ロケで搾りたての牛乳を飲むのが夢です(笑)。パフォーマンス面では、℃-uteさんのように高いヒールでカッコよく踊れるよう、少しずつ練習していきたいです!

インタビュー・文・撮影:ごとうまき