【細川たかし愛弟子】現役大学生歌手 田中あいみ 通天閣バックに歌声届ける「新世界からスーパースターへ!」

田中あいみ
EVENT

2019年日本クラウンオーディションで見事グランプリに輝いた期待の大型新人歌手・田中あいみが8月2日、デビュー2作目「大阪ロンリネス」の発売プロモーションとして、大阪・通天閣商店街で歌唱イベントを実施。本イベントは大阪活性化への期待を込めて、通天閣商店街協力のもと実施。真夏の青空の下、通天閣をバックに彼女の“ソウルフル・ボイス”が響き渡る。通りすがりの人々が田中の歌声に魅了された。イベントの模様と終了後の囲み取材をレポート!

大阪をイメージした黄色いスーツとハイヒール姿で元気いっぱいに登場した田中は、デビュー曲の「孤独の歌姫(シンガー)」、オーディションでも歌った思い出の曲「涙のリバー」、8月3日発売の新曲「大阪ロンリネス」を披露。『暑い中お集まりいただき、ほんまおおきに〜!』と持ち前の飾らない明るいキャラクターで喜びの表情を見せる。

田中が演歌歌謡に出会ったのは3歳のとき。父親に連れられてよくスナックへ行っていたという。いつのまにか演歌歌謡を愛し、歌い続けてきた田中は18歳で日本クラウン新人オーディションでグランプリを受賞。その後、師匠・細川たかしと出会い、出会ったその日に弟子入りを果たした。

田中は『人生初のオーディションでグランプリ受賞、人生が180度変わりました。まさかこんな真っ黄色のスーツを着るとは思ってへんかった。細川たかし一門の中で、唯一こぶしが回りませんが、“ソウルフル・ボイス”でがんばります!」と意気込みを語る。また師匠・細川たかしについても『師匠は歌に情熱を持った方で、お酒の席でもレッスンをしていただき、こぶしが回らないのに、こぶしを教えて下さるんです。』と師匠への感謝の気持ちを語った。

「大阪ロンリネス」は“ウィンク”がポイント

デビュー作「孤独の歌姫(シンガー)」は、東京・新宿歌舞伎町をテーマとしているが、2作目「大阪ロンリネス」は大阪が舞台。ビート感あるメロディーにリアルな関西弁が印象的。京都府出身在住の田中にとって、念願の関西弁ソングだ。カップリング曲にはオーディションで歌った思い出の曲「涙のリバー」が収録。田中は『今回、人生初の振り付けにも挑戦しました。“好きや〜ねん♪”の時に、指差してピカンとウィンク!一瞬なんですが見逃さないでくださいね』と、観客に向かってアピール。

カメラに向かってウィンクショットを送る田中

終演後の囲み取材

ーー通天閣の前で歌を披露、感想は?

田中
こんなにも幸せなことはないです。レコード会社、スタッフさんのお力、皆さまのおかげです。新世界に来たのもMVの撮影と今日で2回目。通天閣にはまだ登ったことがなく、近々登れたら・・・。

ーー新曲「大阪ロンリネス」の世界観を教えてください。

田中
今作は、夢を追って大阪を離れる恋人の男性を、大阪に残りながらも彼を想い応援する女性の愛を描いています。実は私はその反対を経験しているんです。オーディションを受けた頃は彼氏がいたんですが、“手の届かない人になるとは思っていなかった”と当時の彼に言われ、応援してくれなかったのでスパッと別れました(笑)。そういった経験もあったので、親しみやすかったです。
と、包み隠さず話す田中のキャラクターに場の空気が和む。

ーー現役大学生とのこと、仕事と学業の両立は大変ですか?

田中
デビュー当時、仕事の合間にオンライン授業を受けたりと結構大変でした。現在四年生なので卒論に必死のパッチです。経営学部なのでテーマは「ダイソンの成功について」です。

ーー先月開催された大阪・新歌舞伎座での公演「細川まつり」でも臆することなく存在感を放っていましたね。大舞台に立った感想は?

田中
デビュー前から師匠の舞台で立たせてもらっていましたが、“ここに出ていいのかな?”と圧倒された。それから必死で師匠の背中についていき、前回のステージも負けじと頑張りました。

ーーデビューしてから8ヶ月、田中さんの目標、意気込みをお願いします!

田中
「大阪ロンリネス」発売前に、今作の舞台である大阪・新世界で歌わせていただくことができて本当に幸せです。いつか国歌斉唱するくらいの歌手に、そして名前を聞けば誰でも分かるようなスーパースターを目指します。皆さん、応援よろしくお願いします。

デビューして8ヶ月とは思えないほどの魅惑の歌声と存在感を見せてくれた田中あいみ。受け答えもハキハキと、明朗快活な彼女に好印象を抱いた。今後の彼女の活躍に目が離せない。

田中あいみ OFFICIAL SITE (aimi-official.jp)

田中あいみ__official (@AimitanakaO) / Twitter

取材・文/ごとうまき