数多くのプロ野球選手が登場曲に使用するなど、 多くの応援歌を届けるベリーグッドマン。 結成10周年を迎える2023年11月、HiDEX 35才の誕生日でもある2023年11月18日(土) に、阪神甲子園球場でのワンマンライブが決定!さらに、 阪神甲子園球場100周年記念事業アンバサダー(アーティスト) に就任が決定した。11月14日、阪神甲子園球場にて、 ベリーグッドマンの3人に、赤楚球場長代理、 司会に大抜卓人を迎えて、記者発表会が開催された。 野球界と親和性が高いベリーグッドマン、 これまでにグループの積み上げてきた活動が遂に形となった。 本記事では記者発表会の模様をお届けします。
——阪神甲子園球場でのワンマンライブが決まった時の心境や意気 込みを。
小さい頃からの憧れの場所、 今こうしてグランドに立っていることが不思議な感覚。 夢は願えば叶う、 実現すると声に出していってきた事が実現して嬉しい。 結成10周年の僕たちが、 甲子園球場100周年という歴史には及ばないですが、自信満々、 元気いっぱい、ライブもド派手にいきたいです!
焼き肉を食べていた時に聞きました。 甲子園球場でライブをするのは、 到底叶わない夢だと思っていながらも、 ずっとバカみたいに信じ続けていた。嬉しくて、 ハラミをめちゃくちゃ食べました(笑)。 ライブ開催時は日が沈んだ時間帯で、照明なども綺麗。 そこにラブソング、応援歌、ダンスチューンなどを届け、 盛り上げたいです。また映像にも残して、 海外にいる前田健太さんをはじめとする多くの人に、 メッセージとして伝えていけるような、 歴史的なライブにしたいです。 そして甲子園球場でのいろんな思いをこれからの音楽活動に活かし ていけたら…。
僕たちは音楽で、
MOCA、17年越しの夢叶う
——実際にグランドに立って、どんな気持ちですか?
これまで、 数えきれないほどの高校球児たちの悔し涙と嬉し涙が染みついたグ ランドに立てるのが光栄です。 僕は宮崎の延岡学園で3年間野球をしていて、高3の春、夏と、 甲子園に出場させてもらった。だけど僕はアルプスでの応援、 当時は両親たちに合わす顔がないほど悔しい思いをしました。 今回17年越しに念願の夢が叶った。最高にいい気分です。
淀川工業高校の吹奏楽部でトランペットをしていたんですが、 阪神甲子園球場で先輩方が練習しているのを見て、 羨ましかったです。
2020年に、 無観客配信ライブをライトスタンドでさせてもらった。 その時のライブで、 それまで実感がなかった甲子園球場でのワンマンライブ開催への夢 がより強くなりました。
3人それぞれが甲子園球場に対し、熱い気持ちを持っている。
野球に支えられ、成長してきた3人は、 高校球児が彼らの曲を聴き練習に励んだり、 プロ野球選手が登場曲に使用していると知り、 少しでも恩返しをしたい!と思い、多くの応援歌を作っている。
僕たちはアスリートでもなく、 下町育ちでどちらかと言えば負け続けてきた人生。 そこで培った悔しさや、野心が、アスリートの皆さんに届き、 パワーを与えられたらいいなと思っています。
——阪神タイガースのチームや岡田監督に伝えたいことは?
と、しっかりアピール。優勝してほしい気持ちはもちろんのこと、
ただただ、優勝して欲しい。阪神ファンのみならず、
野球との親和性が高いベリーグッドマンは、
阪神甲子園球場100周年記念事業アンバサダーについて
——アンバサダー就任について意気込みを!
やれることは全部やりたい!シーズンが始まったら、 まずはビールの売り子からやりたいです! 一番売りたいと思います!
初の全国47都道府県のライブツアーが来年から始まりますが、 そこでも阪神甲子園球場が100周年で、 僕たちも甲子園でライブするよ!と伝えて、友情の輪、 ベリグの輪を作っていきたいです。 また100周年記念事業応援ソングも作っていきます。“ 甲子園クラシック”にちなんで、 クラシカルな楽曲をイメージしています。野球、サイレン音、 オーケストラ、吹奏楽などの要素も取り入れながら、 僕たちらしいJ-popをお届けできたら。
「メインボーカルは赤楚さんです」とボケるRoverに対して「 なんでやねん、歌聞いたことないわ!」と、 MOCAがすかさずツッコミを入れる場面も見られるなど、 芸人並の面白さも彼らの魅力の一つ。
僕たちはバコーンって売れてきたわけではなく、 細かく細かく積み上げてきた軌跡が大きな奇跡になりました。 この責任と喜びを胸に、ライブまでの一年間頑張っていきます。
甲子園球場の次の夢は、甲子園球場2days、「 甲子園といえばベリーグッドマン」と言われるくらい、一年に一回集ま れる場所にしたい
阪神甲子園球場100周年記念事業アンバサダー(アーティスト) の就任、ワンマンライブ、47都道府県ツアーなど、 活動にさらに勢いを増すベリーグッドマン。 彼らのデビュー10周年目は“すごいかもしれん”ではなく、 本当にすごいことになりそうだ。
取材・文・撮影/ごとうまき