「金管楽器(ブラス)」「打楽器(パーカッション)」「ビジュアル・アンサンブル(ダンサー/カラーガード)」の3つのパートから構成され、それぞれが驚異的な演奏・技術・演技を披露する圧巻のパフォーマンスショー『blastブラスト!』が今夏、10年ぶりに来日する。34名のうちの日本人キャスト4名(石川直、米所裕夢、渋田華暖、丹澤里緒菜)が取材会に出席。インタビュー前には迫力ある演奏と華麗なパフォーマンスを披露した。
オーディションによって選ばれたトランペットの渋田とビィジュアル・アンサンブルの丹澤は今回が初参加。渋田は子どもの頃に見た「blastブラスト!」に憧れ「ようやく夢叶った」と笑顔を見せる。
新たに加入した2人に対し「頼りになる存在」だというトランペットの米所は、2011年に初参加し13年目。兵庫県出身とのことで地元・関西での公演を楽しみにしている。
米所裕夢
25年の歴史を刻んできたblast。客席と舞台上との見えない境界線を崩していくこともコンセプトとしている。「客席で演奏したり、休憩中や終演後にロビーで演奏して見送るなど、お客さまとの距離感が近いところが魅力の一つです」と目を輝かせるパーカッションの石川。
石川直
13回目の来日となる今年は、初来日の2003年から爆発的な快進撃を続け、幅広い世代に愛されている『ブラスト!』シリーズの原点となる『ブラスト!』オリジナルバージョンをさらにパワーアップして上演!世界に認めてもらった作品に2024年フレーバーを加えてお届け。往年のファンから初めての人まで楽しんでもらえる内容となっている。
米所は「ブラストオリジナルで原点をお伝えしたい。これから稽古に入りますが、10年待ち望んでくださっていたファンの方の為にもしっかりと稽古に励みます!」と意気込んだ。
12種類以上の金管楽器、51種類以上の打楽器によるパフォーマーたちの動き、またフラッグや手具を駆使するビジュアル・アンサンブルの華麗な舞いなど、各セクションでの見どころがたっぷり。「アメリカでは“3代で楽しめるショー”と評価されました。老若男女、2時間のジェットコースターを楽しんで欲しい。」と、石川は魅力をたっぷりと語ってくれた。
最前列、真ん中、後方、2階席など……どこから見ても魅力的。2階、3階席から見てもフォーメーションが美しく視覚的にも楽しんでもらえる。
今年は21会場、48公演。関西では8月21日(水)〜25日(日)までオリックス劇場にて上演!
取材・文・撮影:ごとうまき