稲川淳二、今年は“怪談喜寿”「爺ちゃんの家に来たような懐かしさと、怪談ならではのライブ感を感じて!」

インタビュー

怪談家・稲川淳二の「稲川淳二の怪談ナイト〜怪談喜寿〜」全国ツアーが7月13日(土)宇都宮市文化会館を皮切りに、全国37箇所50公演が開催される。
ツアー中の8月21日に77歳を迎える今年は、“怪談喜寿”と銘打って32年目の夏の風物詩を届けてくれる。

関西、大阪は稲川怪談を作ってくれた場所だという稲川。「今年も関西の皆さまに怪談ならではのライブ感を感じてもらいたい。」と意欲的。
今年も新作怪談を披露し、心霊写真や不思議な写真を解説する恒例のコーナーも見どころの一つ。稲川は「怖いけど楽しくて心地よい公演にしたい。まるで夕日のような思い出を話せたら……」と目を輝かす。稲川淳二の怪談ナイトは今年で32年目。「年の半分は怪談で全国を回って、年の半分は怪談をまとめているからあっという間。」最近では怪談が生き物のように思っている、としみじみ語る。


今年77歳を迎えるに当たって「還暦を迎えてからあっという間に古希、そして喜寿……、人生の先輩と呼ばれるところに来て、生きてても死んでてもおかしくない年齢になりました。生きているうちに皆さんに沢山の怪談やいいお話をお届けしたい!」と意気込みを語った。
「今年は怪談らしい怪談を、怪談の持つ本当の魅力をお届けします。爺さんが故郷で皆さんと楽しい時間を過ごすような時間にしたい。会場で爺さんお待ちしていますよ!」と笑顔で語った。
関西の公演は、8月22日(木)〜25日(日)森ノ宮ピロティホール(大阪)、10月20日(日)アクリエひめじ 中ホール(兵庫)、10月27日(日)なら100年会館 大ホール(奈良)で開催される。

取材・文・撮影:ごとうまき