関プレちゃんねる関西ンマキモン、今回は京都麩屋町に”変り種おでん”が味わえるとのことで関西ンマキモンのンマキが行ってきました。うね乃さんは明治36年から続く老舗出汁屋さん、お出汁屋さんがプロデュースする絶品おでん屋さんとは・・・?
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うね乃さんの和モダンな店内とは?
うね乃さん、隠れ家おでん屋さんなんです。え?ここにあるの?という場所にあります。
普通の雑居ビルの中にあるので通り過ぎてしまう方も多いのかもしれませんね。第二麩屋町ビルの一階、奥に進んでいくと・・・ありました!
扉を開けると・・・落ち着いた大人な空間が広がっています。
和モダンなお洒落な店内、カウンター、個室もあります。
お洒落な煉瓦のカウンター、ここでおでんを入れてくださいます。
メニュー、京都ならではのメニューもちらほら♪なんだか注文するのも楽しいですね。
本格出汁のおでんが出来るまで・・・とそのおでんとは?
うね乃さんで絶対食べて欲しいのが、だし巻きおでん。オーダー毎に卵を溶いて、出汁をふんだんに含ませだし巻きを作ってくださいます。福田さんの作るだし巻きのおでん(別名:男前だし巻きw)が最高で、また美しいんです。これぞ職人の技ですね。本格だし巻きおでん。男前だし巻きを作ってるシーンは動画をみてね♡
だし巻きにさらに出汁をかける。口の中にじゅわ~っと広がる出汁の旨みとたまごの甘みのハーモニーがンマキ♡
料理長で唎酒師である山元さんが作ってくださるのは・・・
お肉のおでん です。
但馬牛の希少部位「もみじ」のおでん。贅沢すぎますよ。赤味がちのお肉、これにお出汁をかけることによって肉の脂身や旨味がお出汁に移って程よい味加減になるんですって。柔らかいお肉に鰹と昆布の優しいお味がうまく掛け合わさって贅沢なひと時でした。こちら大人気ですぐになくなってしまいます。予約の際に「お肉置いといてください」とお伝えくださいね。
その他のメニューも・・
生ハムの出汁しゃぶしゃぶ
その名の通り生ハムをお出汁にしゃぶしゃぶして食べます。斬新でしょう?贅沢すぎるでしょう?生ハムはイタリア産の希少種を使用、最後のほうは生ハムの塩がお出汁に残り、これがまた旨い!
これも必ず食べて欲しい。たこのおでん。蛸はしっかりと下処理されていて柔らかくって優しいお出汁がしっかりと染みて何度でも食べたくなる。これは病みつきになりますね。
今回の取材でお料理に合わせて唎酒師の山元さんは日本酒を用意してくださいました。酒米に新潟産「越淡麗」を使用したTHE KOSHI-TAN JUNMAI 4 ほんのり甘みがあって、深みがあって今回頂いたお肉のおでんにもピッタリでした。器も私の浴衣に合わせて出してくださったんです。小粋な演出もさすがです。
手土産のミニカレーパンも発売中です(要予約)
牛すじ出汁カレーのミニカレーパンです。
メニューのなかに〆の「飯」がありますが、当店では白ご飯のおでんの出汁をかけたシンプルな出汁茶漬けが定番メニューなんですが、その他にもおでんの牛すじの出汁ベースのカレーライスも用意していて、こちらも〆の人気メニューです。牛すじ出汁ベースのカレールーの濃度を濃くしてカレーパンにしました。
小さいサイズ8個入りで用意しています。基本お持ち帰りメニューですが、お店でも出していますので、事前にご予約いただけますと早くて翌日にはご用意できます。
店舗情報
うね乃のおうどん屋さんも是非♪うね乃さんについて詳しい記事はこちらをご参考に。
KANSAIPRESS編集部から
山元さん、福田さんは料理人としての腕はもちろんのこと、お客さんを楽しませてくれるエンターティナーな部分も併せ持っていて、そりゃお客さんが何度も通いたくなるよね~と。編集でカットされていますが、収録中も沢山笑わせてもらいました。優しいお出汁とあったか~いおでんと山元さんと福田さんの人柄にほっこり。和食の文化の良さを再認識しました。これからますます、おでんの美味しくなる季節です。うね乃さんで京都の美味しいお出汁とおでんを堪能してくださいな。
取材・文/ごとうまき