期待の新人・舞乃空(まのあ)デビューイベントで嬉し泣き!『カメレオンのような何でも歌えるような歌手を目指します!』

愛乃空
EVENT
現役女子高生で、小学校の頃から数多くの歌番組に出演してきた舞乃空(まのあ)が2023年2月8日(水)にメジャーデビュー。デビューシングル『うたかた』がリリースされ、発売記念として舞乃空の地元・大阪、アリオ八尾1階光町スクエアでミニライブが行われた。地元が藤井寺という舞乃空は、子どもの頃からアリオ八尾には遊びに来ていたという。地元で歌声を届ける舞乃空の姿を見ようと400人近くの人が集まった。
セーラー服姿で舞台に登場した舞乃空は、大勢のお客さんの前で歌うのは2019年3月に出場したNHKのど自慢グランドチャンピオン大会以来だという。デビューシングル『うたかた』、セーラー服姿にちなんで『セーラー服と機関銃』(薬師丸ひろ子)、『空と君とのあいだに』(中島みゆき)、もうすぐ高校を卒業する彼女にピッタリな『卒業』(斉藤由貴)のカバー曲や、カップリング曲の『春凪』の6曲を披露。美しく透明感ある歌声が奏でられた。
高1で上京し、現在は東京の高校に通う3年生の舞乃愛は、地元の大阪に帰ってくるのは久々とのこと。ライブ前に行われた囲み取材では、凛々しく意気込みを語ってくれた。
——デビュー当日、ステージに立つ前の心境は?
舞乃空さん
まさかこんなにも沢山の人が集まってくださるとは思わなかったので、とても嬉しいです。今日も家族や親友、幼馴染が応援しにきてくれています。今とても緊張していますが、舞台に立ってお客さまを見ると緊張が解れて安心します。
——卒業間近ですが、高校生の頃の1番の思い出と、やり残したことなどはありますか?
舞乃空さん
2月16日に卒業します。入学したのがコロナ禍に入った2020年の春で、ずっと行事がなかったのですが、3年生になって文化祭が行われました。私はクラスのみんなとTWICEさんの『LI KEY』を9人で踊りました。とっても良い思い出になりましたね。一方で、黙食の徹底が学校で行われていたので、昼休みに友達とみんなでワイワイと過ごす時間があまり無かったのが心残りでもあります。修学旅行は関西方面、ほぼ地元なので行っていません(笑)。
——新曲『うたかた』、カップリング曲『春凪』について教えてください。
舞乃空さん
どちらも今の私にピッタリな曲。『うたかた』は初恋をテーマにした曲、聴いてくださる方それぞれの青春を思い出してもらえるような作品で、メロディーにも懐かしさが感じられます。80年代アイドルやニューミュージックが好きな方にも是非聴いていただきたい曲。『春凪』は卒業と旅立ちがテーマに。今のシーズンにピッタリな曲です。『春凪』は母を想いながら歌っています。

ステージで『春凪』を歌い終わった後には、母への想いを綴った手紙を読み上げ、これまでの感謝の気持ちを伝えた。手紙を読みながら、さまざまな思いが込み上げたのか涙を流し、声を詰まらせる部分も。

MCには、舞乃空の所属するサンミュージックの岡副社長が舞台に立ち、ミニライブを盛り上げた。

“どんな歌手になりたいか″の質問に、「私の歌を聴いて、少しでも元気に、幸せになってもらえたら…。音楽のジャンルも一つに絞らずにいろんなジャンルに挑戦したい。良い意味でカメレオンのような歌手を目指していきたいです。そして、いつかは紅白歌合戦への出場を目指して、頑張っていきます!」と笑顔で応えた。
高校卒業後は、歌手の道を歩んでいくとのこと。新たな旅立ち、希望に溢れた未来、舞乃空のこれからの活躍に期待したい。
取材・文・撮影/ごとうまき