【24年間マンション売買を行ってきたプロが本気で伝える!】資産防衛と財産構築のラストチャンス!『大阪だから成功するマンション投資』著者インタビュー

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不確実な時代、不動産投資はやっぱり強い!!

11月25日にPHP研究所から「大阪だから成功するマンション投資」が発売される。初めに言っておくが本書は、不動産投資を行う人のための本ではない。人生120年時代を生き抜くための資産防衛と財産構築の知識としてそばに置いておきたい、いわば私たちのバイブルとなる本である。今回、著者の毛利英昭氏を取材。本書に込められた思いやメッセージを聞いた。

——今回で4冊目となる著書、今作には毛利さんのどのような思いが込められていますか?

毛利さん
一言で言うと皆、そろそろ本気でちゃんと勉強しようよ!と。2014年から本を出していますが、自分の中では、“8年前からやっといたらよかったのに。だから言ったやろ?”といった思いがあります。以前から大阪の不動産の価格がジリジリと上がってきています。その状況を見て、地の利のある大阪人も「もう買い時を逃した」という人が多いのですが、私の中ではまだまだこれからだと思っています。コロナによって、インバウンドが一時はサーっと引いてしまっていたのがやっと戻りだしてきたものの、まだコロナ前の2割ほど。これが2025年の万博、IRによって、大阪の不動産がさらに海外から注目されて価格も上がる。為替が1ドル140円、150円の世界からすると、日本はとにかく全てが安いから、不動産も飛ぶように売れると思うんです。

——大阪の地価が目に見えて上がるのがわかっているのに、大阪、関西の人が動かないのは勿体無いと言うことですね?

毛利さん
はい。今後多くの外国の人が、大阪の不動産を買うでしょうが、やはり土地勘のある大阪、関西の人の方が、断然有利だと思うんです。そしてすでに大阪の地価が上がり続けていますが、万博が終わった頃にさらに上がり、その時に不動産投資を始めたとしても、後の祭り。もちろん不動産投資は高額になるので、皆さん腰が重くなるのはわかるんです。でも、まずは知識として持っていてほしい。

——“資産防衛と財産構築のラストチャンス!”結構煽っていますね(笑)。

毛利さん
これまではワンルームマンション投資のノウハウ本だったのですが、今回は、自分の中でも強いメッセージを込めています。今、1ドル140円150円の円安になって、100万円のものが70万円ぐらいの価値になったんですよ。何もしていなくても、資産が目減りしていることに気づいているのか、気づいていても臭いものに蓋をするような人が多いなと、周りをみて思っています。一方で高級時計は売れているし、高級車、人気車種は半年や1年以上待ち。世界でありとあらゆる現物の資産が買えなくなってきている。その中に不動産も含まれています。インバウンドが戻ってくる前に、土地勘のある関西の人(日本人)が不動産投資を始めるラストチャンスですよ!と。

インタビューに答える毛利英昭さん

今後、ワンルームマンションのニーズは増える一方だ

さらに毛利さんは、24年間マンション売買を行ってきた中で、今が一番勧めやすいと話す。

毛利さん
今、ワンルームマンションを建てても、土地の値段と建築費の高さで採算が合わず、建てれないといった流れになる。とはいえ、ディベロッパーは全く建てないわけにはいかないから、ホテルやビル等の商業施設かタワーマンションを建てている状況なんです。これまでは売っても次から次へと物件があったんですが、今は先が見えない。弊社も最大手のディベロッパーでも来年の物件は仕入れていますが、再来年以降の仕入れがほとんどできておらず、どこまで上がることか状況が全く見えないんです。一方で、日本の若者たちの平均所得は下がり、結婚はおろか、恋人もできないといった状況。さらに離婚率も3割を超えている。単身者向けのワンルームのニーズはまだまだあるんです。つまり今後は大阪の中心部の家賃が上がる、そして価格も上がることになります。

資産を守る手段として、不動産投資も一つの選択肢となる

——本書をどのような方に読んでもらいたいですか?

毛利さん
まずは、株やF Xなどの投資をされている方には、一つの選択肢として入れてほしいし、特に20代から40代の人で投資を諦めて何もしていない人にも、是非とも読んでもらいたいです。これまでは月々1〜2万円を積立、定期預金していたけれど、円安によって目減りすることを実感した人もたくさんいるはず。何もしないこともリスクということを理解し、現物の資産を買うことによって、資産を守るという手段もあり、お金に対して、もっと意識をしてもらえたら…。

不動産投資は若いうちから始めるほうが良い

——不動産投資は、何歳ごろから始めるのが理想ですか?

毛利さん
若ければ若い方がいいです。先日弊社のオーナー160人にアンケートを実施し、そのうちの一つの質問「いつから不動産投資を始めたらいいですか?」に、過半数以上が“20代から”と回答されていたんです。20代でも年収500万円以上あれば融資が受けられるので、実際に20代で不動産投資を始められる人も多いんです。不動産投資は、コロナ禍によって、安全性が明確だということを投資家の人たちに再認識されました。不確実性の時代、なんだかんだ不動産は強いな、と身に染みて感じています。

毛利さんの4冊目となる本書は、いわばこれまでの集大成となる。不動産投資のための本ではなく、人生120年時代を生き抜くための知識やヒントが詰まっている。不動産業界のプロが本気で伝えるメッセージは、ぼんやりしている私たち日本人に警鐘を鳴らしている。新たな知識として持っておきたい必須の一冊だ。

取材・文/ごとうまき