【まだ観てないの?】ケレン味たっぷり法廷劇『シカゴ7裁判』
ラストに思わず涙する。予備知識なしでも楽しめる作品 『シカゴ7裁判』は、1968年シカゴで開かれた民主党全国大会での暴動によって裁判にかけられた7人(実際には8人)の被告たちと、あらゆる手を使って彼らを有罪にしようとする…
ラストに思わず涙する。予備知識なしでも楽しめる作品 『シカゴ7裁判』は、1968年シカゴで開かれた民主党全国大会での暴動によって裁判にかけられた7人(実際には8人)の被告たちと、あらゆる手を使って彼らを有罪にしようとする…
紙の本でなきゃ嫌だ 本は旅と似ている。本は我々を未知の世界に誘い、可能性とエキサイティングな体験をいくつも与えてくれる、おまけに旅より安価で持ち運び可能、人生の豊かさってお金や物質的なものよりも、どれだけの知識や学びを得…
誰しもが自分の夫(妻)がまさかモラハラ、パワハラ、身体的・心理的暴力をする人だと思って結婚なんかしない。結婚前はあんなに優しかったのに、入社した会社が入社前と全く違う!なんてこと、ざらにある。 DVだけに限らず、いじめや…
美川憲一の『さそり座の女』 誰もが一度は耳にしたことがある曲でしょう。 “いいえ私は さそり座の女 お気のすむまで 笑うがいいわ あなたはあそびの つもりでも 地獄のはてまで ついて行く 思いこんだら いのち いのち い…
本作は人によって好みが分かれる作品である。120分と長編作品でありながらエンタメ要素はまるでない。間のとりかた、映像から読み取る情報と空気感、圧倒的な映像美は言うまでもないが、とりわけ詩的で文学的な要素が強い。風や雨音、…
完璧な宇宙飛行士がいないように、完璧な母親(父親)もいない。 働くママが7割越えとなり専業主婦が絶滅危惧種になりつつある昨今、かつて日本に蔓延っていた“三歳児神話”はすでに崩壊しつつある。社会はワーキングマザー達が活躍で…
『タイタニック』のヒロインローズ役のケイト・ウィンスレット×『ストーリー・オブ・マイライフ』のシアーシャ・ローナンが魅せる、性別を超えた“愛の物語”。 現在公開中の『アンモナイトの目覚め』は、前回の『彼女』に続き同性愛作…
『なんだ、レズビアンの作品か』と思ったそこのあなた、まずは見てほしい。これは愛の本質やあなたの死生観さえも問いただす問題作だと。また水原希子の凄まじい演技力と彼女たちの身体を張った官能的な濡れ場は息を呑むほど美しい。 「…
“タイムループもの”から新たな秀作が誕生! カリフォルニアの砂漠のリゾート地パーム・スプリングスを舞台にある結婚式に参列した男女が、何度も何度も“結婚式当日の朝”を繰り返す。ループから抜け出そうと二人はあらゆる手を使って…
今作も今泉力哉ワールドが全開! 東京 下北沢を舞台に繰り広げられる 若者たちの恋愛や愛おしい日々を切り取った群衆劇。 小田急線の地下化に伴い再開発が進む下北沢駅周辺の2019年の姿を背景に写し込んだ本作の公開は、コロナ禍…