【笑いの多重奏で憂鬱なんて吹き飛ばせ!】『落語ドマーニ』6月11日大手町三井ホールにて開催!

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ドマーニとはイタリア語で“明日”を意味する。生きている限り嫌でも明日はやって来る。そりゃあ色々あるけれど、どうにか前を向いて笑って過ごしたい。

6月11日大手町三井ホールにて落語ドマーニが開催される。

落語ドマーニ 公演情報

あさの会、ひるの会、よるの会とそれぞれ三公演行われ、あさの会には今年真打に昇進した桂宮治柳家㐂三郎春風亭柳枝春風亭昇々の四人が賑やかな会を奏でてくれる。

ひるの会には上方落語の爆笑王 桂雀々、キョンキョンこと柳家喬太郎、三遊亭好楽の二番弟子であり、メリハリの効いたパワフルな落語を届ける三遊亭兼好が出演。

よるの会には桂雀々、柳家喬太郎に、どんな高座でも“ハズレ”がないと定評の実力派 桃月庵 白酒が顔を揃える。

ところで、あさの会では今年真打に昇進した4人が出演するが、“真打”をご存知でない方のために改めて説明すると、真打とは寄席で最後に出演する技量が最上級の人、つまり「大トリ」が担える人である。また落語家・講談師などの最高の資格のことを意味し弟子を取ることもできる。つまり落語家になった人たちが目指す場所が「真打ち」であり大変喜ばしいことなのである。

少し話は脱線するが、「真打ち」の語源は、「芯打ち」からだと言われている。昔の寄席の高座には、照明用に蝋燭が立っていて、寄席が終わると最後の出演者が蝋燭の芯を打つ(切って消すこと)ことをしていた。その縁起を担ぎ、字を「芯」から「真」に換えたと言われている。

2020年6月にオープンした大手町三井ホールとは

会場となる大手町三井ホールは2020年6月にオープンしたホテルや商業施設を含む複合施設となる。デザイン性が高く皇居の緑地を臨む開放的な空間、上層部にはフォーシーズンズホテルが併設されており地下鉄大手町駅から地下道直結、東京駅からも近くアクセス良好である。

4月25日から4都府県に三度目の緊急事態宣言が出され多くの落語公演が延期・中止となった。5月12日から東京の寄席は営業再開され落語会も行われているが、筆者の住む大阪 上方落語の聖地である天満天神繁昌亭は現在も閉館中、いつも聞こえてくるはずの賑やかな一番太鼓の音は聞こえることなく、一抹の寂しさを覚える。

本公演もコロナ対策は徹底、安心安全を第一にして開催される。日常に彩りを、生活に笑いを。こんな時だからこそ笑いを取り入れ明日の活力にしたいものだ。

チケット

イープラス:https://eplus.jp/sf/detail/3121110001

チケットぴあ:https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2108079

ローチケ:https://l-tike.com/play/mevent/?mid=572038

ラルテチケット:https://www.funity.jp/tickets/larte/showlist

落語ドマーニ  ーあさの会ー 新真打四人衆祝の会

日時:6月11日(金)11:30 開演

会場:大手町三井ホール

出演者:桂 宮治、柳家 㐂三郎、春風亭 柳枝、春風亭 昇々

チケット:¥3,800(全席指定・税込)

落語ドマーニ  ーひるの会ー

日時:6月11日(金)15:30 開演

会場:大手町三井ホール

出演者:桂 雀々、柳家 喬太郎、三遊亭 兼好

チケット:¥4,500(全席指定・税込)

¥8,500(昼夜通し・全席指定・税込)

落語ドマーニ ーよるの会ー

日時:6月11日(金)19:00 開演

会場:大手町三井ホール

出演者:桂 雀々、柳家 喬太郎、桃月庵 白酒

チケット:¥4,500(全席指定・税込)

¥8,500(昼夜通し・全席指定・税込)

 

文/ごとうまき