日本舞踊を舞いながら歌う“艶歌歌手”葵かを里が3月1日(水)に新曲『吉野 千本桜』を発売した。今作の舞台は、奈良県・吉野。吉野山の桜と源義経と静御前の切ない恋が歌に描かれている。前回当メディアでは、世界遺産・吉水神社(「吉」の正確な表記は「土」の下に「口」、つちよし)で行われたMVの撮影を取材したが、今回は葵に『吉野 千本桜』に対する思いをさらに深掘り。また、3月1日に行われた吉野観光大使委嘱式や吉水神社で行われた歌唱奉納などについても振り返ってもらった。
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日本最古の建物で歌い舞ったのは静御前の次
——3月1日新曲「吉野 千本桜」の発売日に、奈良県吉野町観光大使の委嘱式、歌唱奉納が無事行われましたが、数日経っての心境は?
——桜の植樹も同時に行われましたが、桜の成長も楽しみですよね。
——今作 Type-Aのカバー曲には、同じ奈良県を舞台にした「二月堂」(2014年11月12日発売)が収録されていますが、どちらも世界遺産です。歌を通して、それぞれの場所の魅力が伝わるといいですよね。
歌を聞く前に是非、歴史を知ってもらいたい
——「吉野 千本桜」を発売されてから、手応えなどはありますか?
どれだけ静御前に成り切り、寄り添えるかが重要。
——義経と静御前の悲恋を知っている上で歌詞を読むと、静御前の切ない想いが感じられ、より情景が浮かびあがります。
——こうして静御前の縁の場所を訪れることにより、もっと歌への愛情が深まりますね。
——Type-Aには「夢さくら」(2016年12月21日発売)、そして葵さんが茶野香 名義で作曲された「明日への虹」も収録されていますが、それぞれの曲について教えてください。
——ところで歌うだけでも体力を使う中、日本舞踊を踊りながら歌うのはとても大変ではないでしょうか?
妥協せずに制作した「吉野 千本桜」を、とことん突き詰めたい。
——来年で歌手生活20周年、今後に向けての意気込みを教えてください。
——葵さんの追求心は唯一無二、尊敬します。