Contents
中之島公園のど真ん中で開放的な空間に身をゆだねて楽しいひと時を。
子ども本の森 中之島 スモーブローキッチン中之島に続く、大阪中之島シリーズ。
『GARB weeks』は本格的な石窯のナポリピッツアを中心に季節の素材をふんだんに使ったお料理やカフェが楽しめるお店。開放的なテラス席の数の多さと、土佐堀川を眺めながら楽しめる空間、そして目の前が「東洋陶磁美術館」と「中央公会堂」さらに2020年3月に開館予定だった(現在新型コロナウィルス感染拡大防止のため開館は未定)安藤忠雄さん設計の「子ども本の森中之島」という文化的建造物に囲まれた素晴らしいロケーションが魅力の一つだ。
今回GARB weeksのトップのGIACOMOさんにお話を伺いました。
GIACOMOさんの想いーー「街の公民館のようなレストランでありたい」
GIACOMOさんは大阪のイタリアンで経験を積まれたのち独立、10年前にGARB weeksをオープンさせた。実は中之島公園は今では想像もつかないのだけれど、ブルーテントが点在し所謂「浮浪者の街」でもあった。そのような場所にお店を出すとなると当然周りは猛反対。ただ反対された分好きなことができると、ここからGIACOMOさんの経営者として料理人としての本領を発揮した。
お店のコンセプトは「街の公民館」
若者やファミリー、お年寄りまで幅広い人が気軽に集まれるお店にしたかった。そのためテラス席は絶対に外せなかったとGIACOMOさん。
「店内にしろ、テラスにしろ開放感があり、またロケーションも良いのでスタッフも常に笑顔で上機嫌なんですよね」と。確かに人って緑、川、陽光と風に触れることによりいつも以上にハッピーになれる。
GIACOMOさんの今後の展開や夢について
「この空気感や雰囲気を小さくした感じのお店にしたいんです。スタッフの中にはコーヒーバリスタの大会に出場するほどの腕前のバリスタや、ワインソムリエが二人います。なのでお店を作ってスタッフが好きなことをして楽しんでくれたなら。深い、コアな場で活躍してほしいですね」とスタッフの成長を願っている。
カフェ飯ではなく、大人が楽しめるきちんとしたお料理と選び抜かれたワイン
カフェレストランではあるが、お料理は本格的で、ワインに合うお料理を多く提供している。なかでも熊本産の粉を使用した石窯で焼いたナポリピッツアは定番の人気メニューだ。
GIACOMOさんの推しメニューは・・「前菜の盛り合わせ」季節のもの、温かいものを取り入れている。
他にもパスタやランチプレート、またジェラートやスイーツも揃っている。特にパフェは若い女の子に人気♪
お酒はワインの他にクラフトビールも楽しめます。
BBQ、結婚式、子供向けのピザ作り教室、ヨガ教室、ラテアート教室と多様な体験ができる!
ロケーションが素晴らしく、開放的で広く席数も多いので、BBQや結婚式、結婚式の二次会として利用されるお客さんも多い。そのほか、様々な催し物が実施されている。自粛期間が終わたら是非、足を運んでみてほしいです。開催日時などはインスタグラムをご覧ください。
◎初心者編…2,500円 10:00-11:30(1月~2月)/9:30-11:00(3月~12月)一回の教室でハートができるように。お友達や親子で楽しく体験できる。
◎経験者編…3,500円 9:00-11:00 一人でスチーム、注ぎまでできる方向け。少人数制で2時間みっちり教えてもらえます。
日時:朝の9時から(日取りはWEBまた店頭にてお知らせとのこと)
参加費:1,500円
持ち物:お水、フェイスタオル、ウェア、ヨガマット
そのほかにも子供向けピザ作り教室「ピッザニア」という子どもたちが石窯を使い本格的にピザを作る教室も定期的に開催されている。詳しくはお店の公式サイト、インスタブラムでお知らせとのこと。
GARB weeks店舗情報
定休日:不定休
KANSAIPRESS編集部から
お店を出てすぐの側道は今年に入ってから歩行者天国になり車も入ってこないため子連れやペットを連れたお客さんにとっても安心ですね。中之島公園に遊びに来た人が気軽に寄れるお店「GARB weeks」はまさに街の公民館、大阪の歴史・文化の中心となるこの場所で一人でのんびりと、また仲間や家族、大切な人とリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。スタッフの笑顔と丁寧な接客、美味しいお料理・お酒とロケーションに癒され、お店を出たあとは気分が明るくなっているはず♪
取材・文/後藤麻希