コミュニケーションで意識すべきことは?西野亮廣が実体験をもとに語る!

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「説明」することは時には不要

コミュニケーションを取る際に、相手に対して丁寧に説明することが大切だと思い込んでいませんか?
しかし、それが裏目に出てしまうケースもある、ということを西野亮廣が語りました。

コミュニケーション能力が必要なリーダーの方、特に必見です。

相手を「悪」にする

その昔、西野亮廣が地方で講演会を行った時のこと。

その講演会のポスターには西野亮廣の写真ではなくイラストが使われていたそうです。

なぜあえてイラストを使用したのか、という単純な疑問を抱いた西野亮廣が質問をしたところ、相手は「イラストを馬鹿にされた」と思い、怒ってしまいました。

質問された相手は、西野亮廣が自分を攻撃していると感じてしまったのです。

敵意帰属バイアス

敵意帰属バイアスとは他人の行為を悪と感じてしまうことで、世の中には「敵意帰属バイアス」が働く人がいます。上で挙げた例もこれに当たります。

敵意帰属バイアスが働く人と話す時に注意しなくてはいけないのは、説明すればするほど相手は自分が馬鹿にされたように感じてしまうということです。
さらにその説明の内容が正しければ、より相手を傷つけてしまう可能性があります。

説明することは丁寧・親切であると考えがちですが、説明する相手にもよるのです。

敵意帰属バイアスが働く人とのコミュニケーションの仕方

手っ取り早いのは、声をかけないようにすることです。一度敵意帰属バイアスが発動してしまうと、何度も発動してしまいます。ですから、そのきっかけを作らないようにすることが大切です。

もう1つは話し方を変えること。
敵意帰属バイアスが発動する人は、自分に自信がない人・相手に見下されることを恐れている人です。説明したり何かを指摘するのではなく、相手に自信を付けさせてあげれば、敵意帰属バイアスの発動を防げます。

まとめ

コミュニケーションの取り方は相手によって変えるべき。
特に、敵意帰属バイアスが発動する人がいるということを理解することで、よりスムーズなコミュニケーションが取れるでしょう。

動画を見た人の口コミ

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KANSAIPRESS編集部から一言

同じ説明でも、聞く人のタイプによって捉えられ方が異なるのですね。相手がどんな人かをしっかりと見極め理解した上でコミュニケーションを取ることが大切です。

※アイキャッチ画像の出典:西野亮廣エンタメ研究所