韓国ボーイズグループOnlyOneOf(オンリーワンオブ)の待望のセカンドライブツアー『OnlyOneOf 2nd Japan Live 2022』が10月2日から7日にかけて大阪、名古屋、東京で開催された。OnlyOneOfは、2019年5月28日に韓国でデビュー。キュビン、リエ、ユジョン、ジュンジ、ミル、ナインの6人のメンバーで構成。2022年5月18日にシングル「suit dance(Japanese ver.)」で日本デビューを果たした。2022年10月19日にはセカンドシングル「ズルい女」がリリースされ、国内外で注目を集めている。本記事では2022年10月2日（日）大阪・なんばHATCHで行われた胸アツライブ（第2部）をレポートします！
2022年10月19日(水)発売 セカンドシングル「ズルい女」
2022年5月に行われた 「OnlyOneOf First Japan Live 2022」に続く第2弾はさらにパワーアップ。大阪会場・なんばHATCHではこの日を待ちわびていたlyOn（公式ファンダム名）たちが開演前からペンライトを持って彼らの登場を待ち望んでいた。セカンドシングル「ズルい女」とともに幕が開くやいなや、会場は熱気に包まれる。
「ズルい女」と言えば、90年代を代表するシャ乱Qの名曲。ピュアセクシーな魅力を持つOnlyOneOfと最強のJーPOPとの融合が話題を呼んでいる。6人が奏でる歌とダンスは大胆かつ繊細でセクシー。流れるようにしなやかに、時には力強いパフォーマンスが繰り広げられ、アンコール曲含む全17曲が披露された。
OnlyOneOf（以下：オンオブ）のライブの魅力の一つはMCが沢山あるところ。この日も日本語でそれぞれが観客に挨拶、大阪公演に合わせて『日本に来れてほんまに嬉しい！』『好きやねん』などと関西弁が飛び交う。歌やダンスはもちろんのこと、韓国語と一生懸命に覚えた日本語を交えながら展開される6人のMCタイムに心が躍る。『初めて大阪に来たとき、憧れの下駄を買って一日中歩きました。足が痛いけど我慢して歩いたため、韓国に帰っても一ヶ月近く足の痛みが取れなかった。』と、キュビンは初めて日本に来た時のエピソードを語ってくれた。ミルは『ユニバに行きたい！』と元気にアピール。さらにこの日のために準備したというミルとジュンジのサプライズプレゼントのダンスによって、会場はより一層熱気を帯びる。
『日本に来る前にコスプレ衣装を買いました。』と話すキュビンは、アニメ「ワンピース」にハマっているという。さらにジュンジは『生ビールを飲みながらNetflixを観るのが好き』など、フリートークでも場を盛り上げる。彼らの無邪気で懸命な姿を見ているだけで元気をもらえる。
黒の衣裳に着替えて登場した7曲目の「gaslighting 」は、激しくも華やかなダンスパフォーマンスで観客を魅了。会場は大きな拍手に包まれた。11曲目に「seamless mind」、12曲目には「ズルい女」のカップリング曲「ヒドい男」を披露。激しいダンスから一変、6人がハイチェアに腰掛け、しっとりと歌い上げ、会場全体に穏やかな時間が流れた。
13曲目「skinz」からは、切れ味たっぷりのダンスが展開。着替えて登場したアンコールのMCでは、メンバーそれぞれが‟あいうえお作文”を披露。6人のユニークな掛け合いに笑いが起こる。『lyOn（ライオン）の皆さんが応援してくれているお陰で初日を迎えることができました』と喜びの声を上げるミル。リエは『まだまだライブではお客さんが声を出すことが難しい。早くみなさんの歓声が聞きたい！コロナバイバイ！』と切望の声が響き渡った。アンコール曲には「dOra maar 」「blOssOm」そして再度、新曲「ズルい女」を熱唱。ファンに惜しまれながら、大阪公演は幕を閉じた。歓声を上げることができない中でも、それぞれがペンライトや手拍子でライブを盛り上げ、時には一緒に踊って一体感を作り上げていた。
OnlyOneOf(オンリーワンオブ)のグループ名に込められた「‟唯一の存在になりたい”、メンバーの中に必ず推しが見つかる」という意味の通り、6人それぞれが素晴らしい魅力を持ち合わせている。オンオブによって現代の作品へと蘇った「ズルい女」は、10月19日に発売！カップリング曲「ヒドい男」もバラード調でまた違った魅力を持つ曲だ。今後ますます彼らに注目が高まるだろう。
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