大阪北新地、高級寿司店も多く点在するこの地に、創業21年変わらぬ味で常連客をはじめ、毎日賑わう鮨処があります。『たかはし』、21年からずっと足繁く通い続けている常連客や、また同業者(料理人)もその味を認めるほどの名店です。繊細で心のこもった鮨を毎月食べるために、年間予約をされているお客様も多いとのこと。今回店主の高橋英二さんにお話しを伺いました。
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76歳の寿司職人のにぎる繊細な寿司をご賞味あれ





レトロなビルの雰囲気の3階にあります。
値打ちある寿司ばかり

今回はお昼のメニューを出してもらいました。 まず最初に出てくるのは卵。12時に来店すると焼き立ての柔らかくて甘い卵が食べられます。エビをすり身にして焼いているため甘くて柔らかい。そして、今回食べたトロは特別美味しかったです。「あなたのために特別良いトロ用意してました」と高橋さん(笑)ありがとうございます。イカは年間通して剣先イカを使っているとのこと。塩のみでいただきます。

たこも新鮮で歯ごたえが最高。ほんのり酢橘の香もいいですね。
エビは生で食べられるの海老をボイルしていてしっかりと甘みがでます。

北海道産のウニ

穴子は津島産

ここの赤だしが美味しいんです。ホッとする。お昼のメニューの最後に出てきます。カツオと昆布の出汁、愛媛の味噌を使用しています。
寿司のこだわり


ネタの仕入れ先はプラザホテルにいたときから変わってないんです。もう長い付き合いやね。お互いの信頼関係で成り立ってる。だいたい和歌山産が多いかな。瀬戸内のものが多いですね。

店内のオブジェ、お客様からの頂き物とのこと。
寿司職人としての道を生きてきて・・・





席はカウンター席のみ。席数も減らされているとのことで予約必須です。
メニュー
昼:2,800円(税込)
夜:14,000円(税込)(お造り5種類、煮物or焼き物、にぎり8個)
飲み物:ビール600円、焼酎600円、冷酒1,200円
店舗情報
KANSAIPRESS編集部から

お客様にたかはしの魅力を尋ねたところ「旨いのはもちろん、大将の人柄やね」と。「あと同業のお客さんも多いのよ」と。後になって知ったのは、もう一組のお客さまは某有名ホテルの総料理長の方でした。料理人たちも認めるお店なんです。
取材終わりには大将と大将の奥様が巻きずしをお土産に用意して下さって(ここでは2,000円する巻き寿司です)お二人のお心遣いに涙が出そうでした。ほんとに素敵な大将です。人気店ですので予約必須で行ってみてくださいね♪
取材・文/ごとうまき