月10ドラマ『転職の魔王様』出演中の藤原大祐「子どもの頃はプリキュアになりたかった」

　7月17日から放送中の成田凌主演・小芝風花ヒロインのカンテレ・フジテレビ系　月10ドラマ『転職の魔王様』は“転職の魔王”と異名を持つ、毒舌敏腕キャリアアドバイザーが、求職の仕事や働き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる、心揺さぶる“転職”爽快エンターテイメント。8月21日(月)には第6話が放送され、第2章の幕が開く。第6話の放送に先立ち、転職エージェンシー「シェパードキャリア」で大学生アルバイトとして働く、愛され天然キャラ・犬飼翔演じる藤原大祐が取材会に出席。撮影現場の様子や今後のドラマの見どころや魅力について、また“転職”にちなんで、自身の仕事に対する姿勢や夢などについても語ってもらいました。

ドラマの中の格言にハッとする

──21日から第6話がスタートしますが、前半を振り返っていかがですか？

転職希望者たちの未来を変えていく様子が一話ごとに描かれるのですが、同時に小芝さん演じる未谷さんの成長と来栖さんの毒舌の裏にある優しさや愛が垣間見られます。僕はまだ転職をしたいと思ったことはないのですが、自分の仕事に対するモチベーションが上がったりと、このドラマを見て勇気づけられています。

──具体的にどんな部分に勇気づけられていますか？

転職をテーマとしたドラマですが、転職だけにフォーカスせず、広いテーマに繋がることが散りばめられています。一話ごとに必ず格言があるのですが、その言葉に考えさせられ、誰しもが刺さるのではないでしょうか。

俳優業は天職.やり甲斐を感じている。

──藤原さん自身が心に刺さった格言は？

“仕事を選ぶことは生き方を選ぶこと”です。仕事が楽しくやり甲斐がないと、人生そのものも楽しめないと思っていて。僕自身も今仕事にやりがいと楽しさを感じていて、この選択は間違っていなかったと思っています。役者だけにとどまらず、“表現者″というジャンルが好きだし、やっていて幸せを感じますね。自分の全ての経験が何かに生きて、誰かの心に何かを埋めることは目に見えないし、数値化できませんが、だからこそ美しいのだと思います。

──もし、転職をするとなったらどんな仕事に就いてみたいですか？

人に喜ばれるのが嬉しいから今この仕事が楽しいんですが、もし転職するとしても人に喜んでもらえるような、小さな幸せを届けられるような仕事に就きたいですね。モノづくりや、洋服に興味もあるので洋服関係の仕事にも興味がありますね。

──俳優になる前に憧れていた仕事はありますか？

子どもの頃、プリキュアになりたくて、どうすればなれるのか日々練習をしていました（笑）。その後サッカーを始めて、小学校の間は本気でプロを目指していましたね。

一番話すのは、おいでやす小田さん

──藤原さんが演じる犬飼翔は犬が大好きな愛されキャラですが、演じていて自身と重なる部分は？

僕も犬が好きで、実家でも飼っています。犬飼くんほどテンションは高くないものの、先輩たちとの交流もドラマのような感じで、性格も似ているのではないでしょうか。お芝居しているという感覚ではなく演じていて、現場でも皆さんにとても可愛がっていただいています。

──ドラマの現場はどんな雰囲気ですか？また共演者の皆さんから何か影響を受けていることがあれば教えて下さい。

本当に素敵な現場で大好きです。成田さんにもとても可愛がっていただいて、先輩としていろんなことを教えて下さいます。よく弄ってくださるし和気藹々としていますが、お芝居に入る時はピリッと、しっかり切り替えられています。そんな成田さんの姿を見てこんな風になりたいって憧れています。おいでやす小田さんは、ずっと僕の話に付き合ってくださる優しい方。そして山口紗弥加さんには“息子”と呼んでもらっています。小田さんが父で紗弥加さんが母という設定で現場を過ごしています（笑）。

──第6話見どころや視聴者の皆さんへメッセージをお願いします！

6話では最大の強敵が現れます。これまでとは違った展開が期待できる回となっていて、また違う層の方にも刺さる内容ではないでしょうか。今後も1話完結で、幅広い世代の方に楽しんでいただける内容になっています。また一貫して描かれるのは来栖嵐の真実や毒舌の裏にある優しさ。未谷さんの成長も一緒に追って楽しんでいけると思います。是非、ご覧ください！

転職の魔王様 | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)

取材・文・撮影：ごとうまき