【大地真央と魅惑のタッグで挑む】長野博が語る、リーディングドラマ『すぐ死ぬんだから』”無理なく輝く”生き方の極意

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内館牧子のヒット小説を原作とし、大地真央と長野博のタッグで上演されるリーディングドラマ『すぐ死ぬんだから』。2026年10月の大阪公演(サンケイホールブリーゼ)を前に、長野博さんが登壇する合同取材会が開催されました。
本作で長野さんは、主人公・ハナ(大地真央)の夫である岩造をはじめ、年齢も性別も超えた複数の役柄を一人で演じ分けるという新たな挑戦に臨みます。朗読劇への意気込みから、再共演となる大地真央さんへの思い、そして長野さんならではの”しなやかな健康法”まで、たっぷりと語っていただきました。

朗読×歌×演技――未知の表現にワクワク

――まずは、今回出演が決まった際のお気持ちから教えてください。

長野
台本を持ちながら演じる、いわゆる「朗読」というスタイルの舞台は、僕自身これまで経験がなかったんです。ただ今回は、ただ読むだけではなく動きや歌もある「ソングリーディング」という形。自分にとって未知の挑戦で、とても楽しみでした。

――共演される大地真央さんとは、以前も舞台でご一緒されていますね。

長野
数年前に舞台『クイーン・エリザベス』でご一緒させていただきました。そのときはエリザベスの恋人役でしたが、今回は旦那さん役。何年経っても真央さんの印象は当時のままで、変わらずお美しくて素敵な方です。

――大地さんとはどのようなお話をされたのでしょうか?

長野
「よろしくお願いします」と自然体で声をかけてくださいました。気品があってスッとされていて、それでいて周囲に気を使わせない空気感をずっと持っていらっしゃるんです。お芝居のなかでも「こっちのほうがやりやすいですかね?」とお互いに提案し合えるような、居心地の良い距離感で接してくださるので、今回も安心して臨めそうです。

――原作者の内館牧子さんの作品には、どんな印象をお持ちですか?

長野
内館さんの描かれるドラマや小説は以前からよく拝見していて、作品のファンでもあったので、今回関わらせていただけるのが本当に嬉しいです。『すぐ死ぬんだから』というタイトルは一見ネガティブに思えるかもしれません。でも内容は、クスッと笑えるような伏線が散りばめられていて本当に面白いんです。歳をとってもおしゃれを忘れず前向きに生きる、「まだまだこれからだよ!」というポジティブなメッセージが詰まった作品ですね。

年齢も性別も飛び越えて

――今回はメインとなる夫の岩造役だけでなく、さまざまな役柄を演じ分けられると伺いました。

長野
そうなんです。基本的には夫婦の掛け合いがメインですが、それ以外の役もいろいろ演じます。声の出し方や表現だけで年齢や性別を変えていくのは僕にとっても初めての経験なので、今まさに「どうやっていこうかな」と探っているところです。普通の舞台ならメイクやウィッグで見た目を変えられますが、今回は声と醸し出すイメージが勝負。観てくださる方の想像力をかき立てられるような表現を目指したいですね。

――「ソングリーディング」ということで、劇中での歌や動きも気になります。

長野
 ピアノの生演奏に合わせて歌う場面などもあります。ミュージカルのようにガッツリ踊るというよりは、台本を持ちながらどう魅せるか、これから稽古で探っていく段階です。気楽に楽しんでいただけるような演出になると思うので、ぜひ楽しみにしていてください。

自然体で重ねる人生観

――作品のテーマにちなんで、長野さんご自身が「歳を重ねること」についてどう感じておられるか教えてください。

長野
50代に入って、人生確実に折り返しているなという実感はあります(笑)。昔の感覚で言えば「50代」というともっとおじいさんな印象でしたけど、自分がなってみると「あれ?思っていたのと違うな」って。子どもの頃に見ていた大人の年齢に追いついたのに、むしろ今のほうが若くいられているような不思議な感覚がありますね。

――長年活躍を続けられていますが、その若々しさと元気を保つ秘訣は何でしょうか?

長野
特別なことをしている意識は全然ないんです(笑)。「朝起きたらまず水を飲む」とか「適度に有酸素運動をする」とか、皆さんがよく知っている当たり前のことばかり。でも、いろいろ調べて行き着くのは、やっぱりその”当たり前”を続けることなんですよね。

――日常のルーティンを「無理なく続ける」コツはありますか?

長野
「やらなきゃいけない」と義務感を持つのが一番辛いじゃないですか。だから「歩かなきゃ」ではなく、習慣にして「歩かないと気持ち悪いな」という状態にしてしまうんです。自分に合った運動量や食事のバランスを試しながら見つけて、それを自然な癖にしていく。頑張って意識するのではなく、生活の一部にしてしまうのが僕にとって一番楽な方法ですね。

関西のファンへメッセージ

――最後に、大阪公演を楽しみにしている関西のファンの皆さんへメッセージをお願いします。

長野
関西のお客様は昔から温かくて、リアクションもダイレクトに返ってくるので、僕自身いつも舞台上でパワーをいただいています。今回はリーディングドラマという少し珍しいスタイルですが、くすっと笑えて最後には前向きな気持ちになれる素敵な作品です。ぜひ劇場で、この特別な空間を一緒に楽しみましょう!

取材・文・撮影:ごとうまき
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