9月7日(土)、大阪枚方市の創業100年を超える遊園地・ひらかたパーク(通称:ひらパー)にて「ベリーグッドマン 超好感祭2024 ~ひらパー貸切パーティー編~」が開催された。
2019年から始まり恒例となった“ベリーグッドマン超好感祭”。今年はHiDEXのアイディアから、ひらかたパークでの貸し切りパーティが実現。遊園地を貸し切ってのイベントライブはグループ史上初で、ひらパーのシンボルでもある観覧車の前で1部、2部と2回実施された。炎天下にも関わらず、大勢の観客が来場し、会場は大盛況。ファミリー層も多く見られた。
セットリストには「ウグイス」など懐かしの曲、さらに「ファンファーレ(2020ver.)」「アイカタ」などの人気ソングや、アンコールではお馴染みの「ライオン」など16曲が披露された。観客たちもナンバーに合わせて思い思いに拳を上げたり、身体を揺らしたり、口ずさんだりした。今日のこの日が“ナツノオモイデ”の1ページになったはずだ。
終演後の囲み取材では、メンバーたちが心境を語った。
「ひらパーはよく遊びに行っていた思い出の地。青春が蘇りました!今日のライブによって、皆の1日を作っているんだ、と思うと嬉しかった」とHiDEX。ひらかたパークの宣伝を担うキャラクター「ひらパー兄さん」次期就任への願望もチラリとのぞかせた。
「昨年の甲子園ライブはとんでもなく寒くて、今日はとんでもなく暑い。ベリグらしいライブになりました。極端に暑い、寒い、または雨が降るなど、気候にも盛り上げ要素があるような気がする。大正解のライブでした!」とRoverも満足げな様子。
「“超好感祭”は、この5年間大切に育ててきた単独フェス。ひらパーでの貸し切りライブは嬉しいけれど、これをやるとハードルが上がって次のネタが大変(笑)」と、MOCAは苦笑いした。
“超好感祭”も今年で5周年を迎えた。「次も皆がワクワクするようなことをしたい。新世界、通天閣や太陽の塔、中之島公会堂など……。大阪の名所を回れたらいいなぁ」と3人が語る。
今日を皮切りに、新たに挑戦していくと意気込みを語る3人。「もう一回甲子園で伸び伸びライブをしたい!という目標を掲げつつ、自分たちらしいイベントやワンマンライブを披露したいし、歌にも自分たちらしさを反映できたら……」とRoverは目を輝かせた。
MOCAは「30代後半に差し掛かったので、大人の哀愁や深みを感じてもらえるようなステージを心がけていきたい!」と、それぞれ今後の目標について語った。
11月20日(水)には配信EP「Patry Party Party」がリリースされ、それを引っ提げたライブも5都市で予定されている。また、11月30日(土)には東京・渋谷Veats、12月28日(土)には大阪・味園ユニバースにて「ベリーグッドマン結成11周年パーティー」も開催される。
結成10周年の節目を迎えた昨年は、悲願の阪神甲子園球場でのワンマンライブを開催。さらなる高みを目指すベリーグッドマン。これからもワクワクするようなライブやイベントを仕掛けてくれることだろう。
ライブ写真撮影:Shun Fujita(AM)
取材・文:ごとうまき