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貴船で唯一、どの席からも川に足をつけて楽しめる。オーナーシェフのこだわりの川床『仲よし』を取材!
前回の鞍馬温泉に続き、今回は京都貴船エリアにスポットをあててみました。川床料理が楽しめる料亭「仲よし」さんをご紹介。
川床って?
大正時代から始まったと言われる貴船の川床。行社さんらが涼むために川で一服する際、小さな床机に腰をすえて、足などを洗っているところにお茶や食べ物などをだし、おもてなししていたのが始まりと言われています。床机を敷き並べたスタイルで始まり、今も昔ながらのスタイルは変わらず続けているんです。手を伸ばせば水に手が届く、川の真上に床机を敷いたお座敷で、貴船ならではの涼やかな空間が楽しめます。
今回お話を伺ったのは「仲よし」のオーナーシェフである中村洋平さん、貴船の「喜らく」で料理長をしていたおじい様が独立をされたことから始まった「仲よし」さんは、1967年に創業された。中村さんで三代目になる。中村さんは大阪で10年修業をされたのちに、仲よしを継ぎ、料理の世界に入って27年になる。川床の席数は少なめとはいえど、いわゆる外れ席がないのがここのお店の特徴。貴船の唯一”どの席に座っても席から川に足をつけて楽しめる”造りとなっている。
川床で地鶏のすき焼きいただきました。
↑中村さんの調理~すき焼きを焼いてくださるシーンも見ごたえありますよ~。
中村さんにお店について伺いました
料理人としてのこだわりや思い
あゆの塩焼きも川床ならではの楽しめる一品ですよね。とっても美味しく頂きました。
お料理のこだわりを教えてください。
また、作り置きなどもしていません。常に注文を受けてから作っています。例えば本日食べてもらった鮎の塩焼きも注文を受けるまでは鮎は水槽の中で泳いでいましたよ。現在は3人の職人で料理を作っていますがみんな15年から20年のベテランで日本大使館で働いていた料理人もいます。
コロナ禍での経営について
お料理の数々・・・
今回は私は竹コースを頂きました。お写真全ては載せれませんので少ししか載せていませんが豪華な内容で、どれも優しくて繊細な味でした。毎朝、鰹を削られているとのこと、お出汁がとっても美味しい理由がわかりました。
メニュー
ミニ会席 6700円 (平日15時まで)
竹コース 8750円
松コース 10300円
雪コース 13400円
牛肉すき焼き 8000円
牛肉しゃぶしゃぶ 8500円
地鶏すき焼き 8000円 (4日前より要予約)
ぼたん鍋 8500円 (11月より3月まで)
店舗情報
叡山電鉄に乗り換えてもらい貴船口駅下車、送迎バスあり。
定休日:12月31日のみ
KANSAIPRESS編集部から
猛暑がようやく終わり、秋の風を感じるようになりました。とはいえ、まだまだ暑い9月、GoToの影響もあってか(?)、京都の川床は平日でも予約でいっぱい。水の流れる音と蝉や虫の声、冷たい川に足先を入れてたっぷりと涼を感じてきました。ほんとはこのまま川床で寝たかったくらいw 川床は9月いっぱいまで。仲よしさんは宿泊もできますよ。4連休は京都貴船〜鞍馬のパワースポットで大自然を感じながらパワーチャージしてきてみてはいかがでしょうか?
取材・文/ごとうまき
ステキな場所ですね。貴船神社の清々しい良い気が流れ、川の流水音にも癒され心が洗われるよう。9月、なんとかギリギリ川床に間に合いました。見渡す限りの美しい水の流れる川、そして木々や虫の声に癒され、美味しい会席料理を頂きました。自然の中で頂くお料理は、より美味しいですね。貴船には川床のお店は沢山ありますが、仲よしさんの特色を、またお店に対する想いなどを教えてください。