山崎紘菜、横山裕との共演を振り返る「助けられたのは私の方」 いよいよ最終話!

インタビュー

SUPER EIGHT・横山裕が主演を務める連続ドラマ『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』(カンテレ・フジテレビ系、毎週水曜よる11時)が、いよいよ最終回まで残り2話となった。9月9日、出演者の山崎紘菜が大阪・カンテレ本社での取材会に登壇し、撮影の裏側や物語の行方について語った。
本作は伊口紺・中村優児による同名漫画(講談社「good!アフタヌーン」連載中)が原作。群れることを好まない刑事・磯貝史郎(横山裕)と、殺人鬼に触れるとその”殺した人数”が視える特異な能力を持つ黒井ヒナタ(関水渚)が密かにコンビを組み、連続殺人鬼に立ち向かうバディーサスペンスだ。現在放送中の物語後半は原作とは異なる完全オリジナル展開に突入しており、警察が把握していない連続殺人犯を勝手に捕らえる謎の存在「謎の通報者」の正体を追う中で、磯貝の婚約者・川田梓(小島藤子)の死の真相にも迫っていく構成になっている。

山崎紘菜が演じる鶴岡楓 原作の設定にあえて手を加えた役作り

山崎が演じる鶴岡楓は、磯貝とは警察学校時代の同期で、梓の親友でもある警視庁捜査一課の巡査部長。「謎の通報者」を追う特命を受け、鋭い洞察力で事件の核心に迫っていく役どころだ。原作では女性らしさが強調されたキャラクターだが、ドラマ版ではあえてそれを削ぎ落とし、パンツスーツ姿で部下を率いる冷徹な追跡者として描かれているのが特徴。
1994年生まれ、千葉県出身の山崎は、2011年の「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞してデビュー。ハリウッド映画『モンスターハンター』(2020年)や、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』(2022年)、映画『栄光のバックホーム』(2025年)など、映画・ドラマ・舞台と幅広いジャンルで活躍してきた実力派だ。
出演が決まった際には、「シリアルキラーや犯罪心理について勉強しているが、見える世界が広がる感覚が面白く、新たな角度で作品に挑戦できそうでワクワクしている」とコメント。「親友の死を抱えながら事件の真相を執念深く追求していく刑事」として、正義感をどう芝居に落とし込むかに意欲を見せていた。

「30分じゃ足りない」の声、視聴者の反応にうれしさをにじませる

取材会では、放送開始以降の反響について尋ねられると、山崎は表情を崩し、「シンプルに面白い」「早く続きが見たい」「30分じゃ足りない」といった声が周囲から数多く届いていると明かした。先の読めない展開が話題を呼んでいることについて、素直に喜びを語った。

横山裕との共演エピソード「暑い中、革ジャンと革靴で頑張る姿に励まされた」

主演の横山とは同期役という距離の近い関係を演じる山崎。共演の印象を聞かれると、「すごく優しくて、コミュニケーションを取ってくださる方」と評価。真夏の撮影で革ジャンと革靴という衣装に耐える横山の姿から自身も奮起したというエピソードを披露し、テスト時に衣装の上着を脱ぐよう気遣ってもらったことなど、現場での細やかな配慮についても触れた。
横山が別の場で山崎について「めちゃくちゃ助けられた」と語っていたことを伝えられると、山崎は「本人からも直接、感謝の言葉をもらった」としたうえで、「大事なシーンを綿密にコミュニケーションを取りながら作り上げてくれる方なので、私が何かしたというより、むしろ助けられたのは私の方」と謙遜交じりに答えた。

今後の見どころについて山崎は、「牧野くんがどうなったのか、そして彼が本当に真犯人なのか、まだ何も明らかになっていない」としたうえで、「あと2話、怒涛の展開が待っている」と視聴者にアピール。さらに、物語前半は原作に近い展開だったが、後半にかけてドラマオリジナルの要素が強まり、原作既読者にも結末が読めない構成になっていると説明。ドラマならではのクライマックスへの期待を寄せた。
最後に視聴者へ向けて、「毎週楽しみにしてくださってありがとうございます。最後まで水曜よる11時、テレビの前で”待ち合わせ”できたらうれしいです」と、タイトルになぞらえたメッセージで取材会を締めくくった。

■相関図
磯貝史郎(横山裕・生活安全課)を中心に、黒井ヒナタ(関水渚)とは「連続殺人鬼を追うバディ」の関係。鶴岡楓(山崎紘菜・捜査一課)は磯貝の警察学校時代の同期で、磯貝の婚約者だった川田梓(小島藤子)とは親友同士。牧野信一(奥野壮)は磯貝の刑事課の後輩、ほか長谷川楷(米倉れいあ)、佐竹大吾(戸田昌宏)、黒井アキ(樋口日菜/ヒナタの姉)、中華料理店「トキ」の店主(上田航平)らが物語を彩る。

■作品概要
毎週水曜よる11時(連続ドラマ/カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
タイトル 『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』
出演 :横山裕(SUPER EIGHT)、関水渚、山崎紘菜、奥野壮、小島藤子 ほか
原作 :伊口紺(原作)/中村優児(漫画)『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』(講談社「good!アフタヌーン」連載中)
制作著作: カンテレ
公式サイト: https://www.ktv.jp/konyamoserial/

取材・文・撮影:ごとうまき