2026年8月18日、大阪・Zepp Nambaにてムード歌謡グループ・モナキの1stツアー「モナキやで☆しらんけど」がスタートした。会場には2500人のファンが早い時間から詰めかけ、祝祭感に包まれる中での開幕となった。
デビュー前から話題を集めていたモナキは、4月8日のメジャーデビュー以降、大型歌番組への出演が相次ぐなど勢いを増してきた4人組。今回のツアーはFC先行の申し込み段階でキャパシティの約10倍という応募が集まり、急遽実現したというから驚きだ。
約1時間半、全14曲を駆け抜けたステージ
公演はデビュー曲「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」で幕を開け、「キミとボク」(原曲:純烈)、「星降る街角」(原曲:敏いとうとハッピー&ブルー)など、ムード歌謡の王道ナンバーが続いた。
中盤はメンバー個々のカラーが際立つソロコーナー。サカイJr.が福山雅治「桜坂」、じんが松山千春「大空と大地の中で」、ケンケンが郷ひろみ「2億4千万の瞳―エキゾチック・ジャパン―」、おヨネが黒沢明とロス・プリモス「ラブユー東京」を歌い上げた。

企画コーナー「たらい落とし」やデュエットコーナー(サカイJr.・ケンケン「フラワー」、じん・おヨネ「あずさ2号」)、全員での「学園天国」、「太鼓の達人」企画を経て、終盤は「すみなすものは心なりけり」「ねがい」としっとりとしたナンバーへ。本編ラストの「こんなもんじゃねぇ」まで駆け抜け、アンコールを含めた全14曲、約1時間半のステージを完走した。
4人の飾らない本音
公演前の囲み取材では、メンバーそれぞれの言葉から等身大の心境がにじみ出た。
じんは、歌もダンスも経験が浅く年齢も若くないという自分たちの立ち位置を“三拍子”と表現しながら、そんなグループがファーストツアーでいきなりZeppからスタートできることへの感慨を語った。
大阪・寝屋川市出身のおヨネは、リリースイベントもままならなかったデビュー当初を振り返り、当時支えてくれた純烈のファンへの感謝を口にしつつ、Zeppという大きな舞台に立てることへの喜びを語った。
有料ライブ自体が初めてという4人。緊張の様子を聞かれたケンケンは、思っていたほど緊張していない自分に戸惑いながらも、不思議な落ち着きの中でステージに臨めていることを明かした。
サカイJr.は、憧れのアーティストの日本武道館公演を見た際に感じたきらびやかな空気に触れ、いつか自分たちも武道館のステージに立ちたいという目標を語り、意欲をのぞかせた。
大阪公演を皮切りに、ツアーは19日に愛知・Zepp Nagoya、24日に東京・Zepp Hanedaへと続いた。デビューからわずか4カ月での東名阪ツアー、そしてキャパシティを大きく上回る動員力——。4人が見せた等身大のステージは、これからのモナキへの期待をいっそう膨らませるものとなった。
取材・文・撮影:ごとうまき