【姿月あさと 挑戦しないと何も始まらない】「姿月あさと×和央ようか×湖月わたる 宙組レジェンド3人の再共演叶う」

姿月あさと
News
宙組25周年コンサート『明日へのエナジー』が、2023年3月3日(金)〜6日(月)よみうり大手町ホール(東京)、2023年3月11日(土)〜14日(火)宝塚バウホール(兵庫)にて上演される。本公演は、宙組誕生25周年を記念したスペシャルコンサート。発足時のトップスター・姿月あさと、2代目トップスター・和央ようか、宙組トップスターとして活躍、のちに星組トップスターに就任した湖月わたるの宙組レジェンドが集結し、『明日へのエナジー』や、宙組時代を振り返る『シトラスの風』、『ミレニアム・チャレンジャー!』など、懐かしい曲から退団後の新たなチャレンジ曲と、バラエティー豊かで豪華なパフォーマンスが繰り広げられる。自らが企画書を提出し、コンサートの内容にも大きく携わっている姿月あさとが公演に先駆け、会見に出席。本公演にかける想いや意気込みを語ってもらった。

3人で感動を再び伝えたい。

——本公演のコンセプトは?
姿月さん
1998年に宙組が誕生し、2000年に退団するまでの2年間、正解がない中で組の人たちと共に作り上げ、25年経ちました。『エリザベートTAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』にて、私と和央ようかさん、湖月わたるさんと1日だけ共演した時があり、その公演が終わった後に‟また一緒にしたいね”と3人で楽屋で話していました。どうにか形にしたいと、今回私が企画書を提出。この企画が叶うまでに1年以上かかりました。演出は岡田敬二先生にお願いをし、私は企画協力として、コンサートの内容にも関わらせていただいています。コロナ禍の3年、多くの舞台公演が延期・中止になったりしました。タイトルの『明日へのエナジー』には、皆さんの活力になれば…という思いが込められています。
——どういった内容のコンサートになりますか?
姿月さん
宙組ができた当初の曲『未来へ』など、懐かしい曲も沢山織り交ぜています。この歌の歌詞がまさに今の世の中の状況、私たちの思いと重なるんですよね。あとは退団後、私たち3人が出演した『シカゴ』の曲や、退団後のソロでの曲などを歌いたい。そして最後は『明日へのエナジー』で締めくくりたいです
——「エリザベート・ガラ・コンサート」以来、3人での再共演を希望されましたが、それほど3人の相性が良いのですね。どのような居心地の良さがありますか?
姿月さん
本公演のポスターを見てもわかるように、3人とも大きいので(笑)、目線が合うという部分でも、とても居心地が良いです。先日、25年経って初めて3人で一緒に食事に行きました。現役時代はとてもそんな時間は取れなかったので。当時を振り返り、あの時は大変だったよね、って笑って話しています。共に切磋琢磨し、お稽古に励んでいた日々が懐かしくもあり、愛おしいです。和央さんも、湖月さんも様々な経験を積まれているので、当時からも今でも、とても頼もしい存在です。

挑戦しないと何も始まらない

——何もないところから宙組をスタートさせ、今振り返ってどのようなお気持ちですか?
姿月さん
当時トップに就任した時は、非難の声を浴びたりもしました。とにかく結果を出して認めてもらいたいとの思いで、無我夢中で舞台に向き合っていました。退団した日に、ようやく自分の役目を終えたと、肩の荷が下りましたね。現在の宙組の活躍、歌の伝統やチームワークが称賛されているところも嬉しいです。私はトップスターに適しているとは思っていませんでしたが、誰かが一歩を踏み出さないといけませんでした。誰もしたことがないことをすること、一歩踏み出すことは怖いですが、挑戦しないと何も始まらないんです。今回のサッカーW杯を見ていて、当時の思いと重なりました。お客さまはもちろんのこと、宙組の現役の方たちにも本公演を見て何か感じてもらえたら嬉しいです。
宙組25周年コンサート『明日へのエナジー』は、2023年3月3日(金)〜6日(月)よみうり大手町ホール(東京)、2023年3月11日(土)〜14日(火)宝塚バウホール(兵庫)にて上演される。
取材・文・撮影/ごとうまき