浅田あつこ「新曲がジワジワと人気出てきた」単独ライブ“あべの銀座に歌が咲く”レポート

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大阪を中心に活動する歌手・浅田あつこが2023年4月18日に阿倍野ROCKTOWNで単独ライブを開催した。ゲストにお笑いコンビ「いかやき」を迎え、100人近くの観客で会場は埋め尽くされた。オープニングでは「いかやき」が登場し、『西成の櫻』と題した漫才を披露。その後、浅田が登場し、新曲『海峡雪しぐれ』のカップリング曲『西成の櫻』を披露した。
発売した直後にコロナ禍に直面し、思うようにキャンペーンが出来なかったという『米原の雪』や円広志作曲の『そやけど』『蒼い海峡』、大阪を舞台にした曲『河内のからくち』『大阪おばけ』『たそがれの御堂筋』など全20曲を展開。『三年たったらここで…』では、観客も一緒に振り付けを楽しむ場面も。浅田の艶やかで伸びのある歌声に合わせて口ずさむ観客たちの姿が印象的だった。

 

MCでは「最近モテるねん。特にインド系の人にモテる。この間もウィンクされたから、嬉しくて両目でウィンク返そうと思ったら目薬さしてるだけだった(笑)。」と、茶目っ気たっぷりに語る場面も。アンコールでは『河内おんなのバラッド』を選曲。″大阪を代表する歌姫になったるね〜〜ん♡”のスローガンにぴったりな歌を届けた。

2022年12月に発売された『海峡雪しぐれ』は、ジワジワと人気を博して、好調な売れ行き。
「絶好調なんです!このままジワジワを続けて、夏も『海峡雪しぐれ』を聴いて涼しくなって欲しい。エコになりますよ(笑)。」とアピール。浅田のチャーミングな笑顔が満開の単独ライブは、大盛況のうちに幕を閉じた。

取材・文・撮影/ごとうまき